やはりピラミッドはスゴかった!? 設営のシンプルさを突き詰めたワンポールテント究極形「ワンポールテントRX」誕生

やはりピラミッドはスゴかった!? 設営のシンプルさを突き詰めたワンポールテント究極形「ワンポールテントRX」誕生

可愛い、簡単設営、コンパクト収納、の三拍子が揃ったワンポールテント。
初心者さんや女性でも扱いやすいということで人気上昇中のテントタイプです。

DODでもS、M、Lの3サイズでオーソドックスなワンポールテントを展開しており、たくさんの方にご愛用いただいています。
今回、そのワンポールテントシリーズを生み出したTAQ庵さんが新たなワンポールテントを開発。
その名も「ワンポールテントRX」。

画像:752*280の2コラ


TN:https://www.dod.camp/product/t6_817_tn/
KH:https://www.dod.camp/product/t6_817_kh/

ある世代の方は「RX」でピンとくるのでは?とのことですが、私は全くピンとこなかったので、RXとは何ぞ?なぜRXなのか等々を詳しく聞いてきました。

企画者に聞いてみた

RXとは?

画像:RXとは

ツジ:フタマタノキワミやタキビバビデブーなど、TAQ庵さんの担当製品はかなり攻めた名前が多いイメージです。
今回の「ワンポールテントRX」はどういった意味が込められているのでしょうか。

TAQ庵:RXは“進化”を表しています。
先日リニューアル発売した「チンアナゴペグRX」や「アンコウスタンドRX」もそうなんやけど、現行モデルのパワーアップver.がRX。
今回やとオーソドックスなワンポールテントの進化モデルってことやね。

ツジ:なぜRXが“進化”なんですか?
DXとかならまだ分かるのですが、、、。

TAQ庵:RXは、皆さんお馴染みのヒーロー、仮面ライダーシリーズの「仮面ライダーブラックRX」からいただきました。
「仮面ライダーブラックRX」はもともとの「仮面ライダーブラック」の続編で、ブラックまでは基本的にキックだけが必殺技だったライダーが、RXになって剣を使ったりさらに2段階変身したり大きく進化したんよ。
だから最近のDODでは、RX=“進化”と位置付けています。

ツジ:戦隊モノに疎い私はイマイチまだピンときていませんが、父に話すとめちゃくちゃ納得していたのでそういうことなのでしょう、、、。

RXポイント

ツジ:で、その従来のワンポールテントからの進化、すなわちRXなポイントとは?

TAQ庵:1番のポイントはフロアが四角形でピラミッド形状になったこと。
ペグダウンが4箇所で済むので設営の手間が圧倒的に減らせるんよね。

画像:設営簡単

ツジ:従来のワンポールテントも十分簡単設営ですが、それ以上にシンプル構造、簡単設営ってわけですね。

TAQ庵:実はDODのテントでは、ワンタッチタイプ以外で最も設営工程が少ないテントだったり。
なのでテント設営ははじめてっていう初心者さんにもってこいやね。

ツジ:いつも設営手順に迷いがちな私ですが、RXなら初見でもスラスラ組み立てられそうです!
フロアが四角形だとテント内のレイアウトの自由度が高まるのも嬉しいですね。
他にもRXポイントはありますか?

TAQ庵:もう一つ大きなポイントは冬のキャンプにも対応できるようになったことかな。
フライシートにはスカートが付いたし、インナーテントはフルクローズできるようになったからね。

画像:オールシーズン

ツジ:従来のワンポールテントは3シーズンでの使用を想定した、スカートなしでインナーはオールメッシュの仕様。
それでも冬に使いたいという需要はかなりあって、スカートを自作される方もいましたもんね。

TAQ庵:そうそう。そんな需要に応えたのはもちろんなんやけど、RXは自分の普段のキャンプでの悩みを解決してくれるテントでもあるんよ。

ツジ:TAQ庵さんはよくご家族でキャンプされているイメージです。
DOD製品のWEBページにもお子さんがモデルとしてちょくちょくと登場してくれてますよね。

TAQ庵:春夏秋の3シーズンはファミリーキャンプで川で子どもと遊んだりするね。
でも冬になると寒いからって妻と子どもが一緒に来てくれなくて、、、。
そんなお父さんって結構いるんちゃうかな?

ツジ:たしかに3シーズンのキャンプは家族と行くけど冬はソロってお声は結構聞きます。 冬こそ、虫が少なかったり星空がキレイだったり温かいキャンプ飯が身に染みたり、、、等々魅力たっぷりなんですけどねえ、、、。

TAQ庵:RXはオールシーズンのファミリーキャンプで使える頼もしさを備えているし、設営もパパっと済ませられるのでその分家族で遊べる時間をた〜〜っぷり確保できる。
それでも奥さんやお子さんが冬はイヤやって言うんであれば、冬ソロキャンプの幕として贅沢に使うのもアリやからね。

ツジ:なるほどなるほど、一幕あれば様々なシーンで使えるお利口テントってわけですね。
テント購入の家族内申請もこれを話せばスムーズに通りそうです。

TAQ庵:ちなみに、そんな進化の過程で生まれたイチオシポイントもあったりします。
ティピータイプのテントは上に行くほどどうしても空間面積が狭くなるので内部で圧迫感を感じがち。
フロアが四角形だと、従来の六角形や八角形よりもさらにキュッと狭く感じちゃうんよね。
それを解消するため、インナーテントをサイドのベンチレーターに引っかけられる仕組みにしました。
ベンチレーターを立ち上げると一緒にインナーテントも外側に引っ張られ、内部空間を広げられるって感じやね。

画像:ベンチレーター

ツジ:え、めちゃくちゃ画期的じゃないですか!
ベンチレーターで換気ができるうえにインナーも広くなるだなんて、まさに一石二鳥な機能ですね。

TAQ庵:あと単純に横方向の耐風性を上げるって意味でも有効やから一石三鳥やね。
新しいものを追加して解決するのではなく、元々付いている機能を別の方向からも活用するという、シンプルさを突き詰めたがゆえのアイデアです。

究極のワンポールテント?

画像:752*280の2コラ

ツジ:RXポイントを聞いている限り文句の付けどころがなくて、まさに究極のワンポールテントですよね。
従来のワンポールテントの存在が危うくなってしまいそうです、、、。

TAQ庵:いや〜、実はそれは俺も感じていて、、、機能面だけで見るとその通りなんよね。
ただ、構造や生地の素材がパワーアップしてる分価格も上がっているので、手軽なワンポールテントが欲しいって人は従来のワンポールテントでいいんじゃないかな。冬キャンプしないならなおさら。

ツジ:あと大きさも違いますよね。従来モデルはS / M / Lの3サイズ展開ですがRXはワンサイズ。 実際の設営状態を見たところ、結構大きかったイメージです。

TAQ庵:RXは大人6人が眠れるサイズ感。4~5人のキャンプの寝室用テントとしてちょうどいい大きさやね。※
それに対して従来のワンポールテントは、S:3人、M:5人、L:8人が眠れるサイズ。
MとLの間にRXがくるんやけど、そんなに大きくなくていいかなって方も従来のワンポールテントでよさそう。

ツジ:自分のキャンプスタイルと要相談ですね。
私は従来型の六角錐や八角錐のいかにも“とんがり帽子”なシルエットが可愛くて気に入っているので、そんな風にデザインやカラー重視でテントを選ぶのもアリかなと思います。

※(収容可能人数)-(1~2人)がそのテントで快適にキャンプできる人数の目安です。

大ワンポール時代を楽しもう

画像:まとめ

ワンポールテントの人気の高まりを受け、DODお兄さんは以前「大ワンポールテント時代到来!」と謳っていましたが、そこに新たな風を吹かすべく誕生した「ワンポールテントRX」。
RXにピンときていなかった皆さんも、とにかく使いやすそうなスゴイやつ、くらいにはイメージいただけましたでしょうか?
RXは7/10、11に行われたイベント「アウトドアパーク2021」でも展示をしていたのですが、簡単に立てられるテントとして初心者さんにオススメさせてもらったのはもちろん、「このワンポールは間違いない!」とベテランキャンパーの皆さんにも太鼓判を押していただけました。
キャンプ場がピラミッドだらけになる日もそう遠くないかもですね。

DODでは、前述のオーソドックスなワンポールテントのほか、ライダーズワンポールテントムシャテントレンコンテントヤドカリテントなど様々なワンポールテントをご用意しています。
ソロ用やツーリング仕様、中で焚き火ができたり、タープいらずの2ルームタイプだったり、、、とそれぞれに特徴があるので、自分のキャンプスタイルや理想のキャンプスタイルに合ったテントをお選びいただければと思います。
また、フタマタシリーズ(RXには非推奨)やトンガリハットワンポールテントテーブルなど、ワンポールテントをより快適に使えるお助けアイテムも揃っていますのでこちらも要チェックです!