【開発裏話】ソロテントとは思えない贅沢2ルーム。なのにツーリングにもラクラク持ち出せる！「バイクインパップ」

そうそう。僕もしばらくツーリングに行けていないから、このテントが完成したら久しぶりにバイク旅に出かけるぞ！と妄想を膨らませながら作ったよ。

コンパクト性と快適性の両立、というのを今までよりもさらに意識して企画したのがバイクインパップかな。
これまでのライダーズシリーズのテントはバイクに載るっちゃ載るんだけど収納サイズが比較的大きめ。
僕がもともと大きなバイクに乗っていて、それに充実装備を積んでツーリングキャンプに出かけるのが好き、という影響が大きいんだけど、
実は最近小さめのバイクも仲間入りして、そっちでツーリングとなるとよりコンパクトなテントの方が出かけやすいなぁと。

ただ、よりコンパクトというと、山岳モデルのような“とりあえず寝られればOK”な窮屈めのテントに選択肢が絞られがち。
ツーリングや登山ではテントは寝るための“手段”として捉えられることが多いからね。
でも僕はやっぱりキャンプもしっかり楽しみたいし、皆さんにも楽しんでほしい。
そこで、よりコンパクトにしつつ今までのような快適性も担保できるテントを目指しました。

お、さすがの目の付けどころ！
コンパクト性と快適性の両立、のベースとなったのはまさにこのショウネンテントなんだよね。

寝室・前室ともに余裕のある広さを備えつつ、小型バイクにもラクラク積めちゃうコンパクト性が自慢のショウネンテント。
ソロテントとは思えない贅沢空間が大好評で、TCバージョンも展開しました。

僕もとってもお気に入りのテントでソロキャンプの大定番として愛用しているんだけど、
使ううちに「もっと開放感があってもいいかなぁ」という欲が湧いてきちゃって。
特にツーリングキャンプでは、大自然の中を走り抜けて大自然の地に来たんだから、せっかくならその空間にしっかり浸りたいなぁと。

そうそう。ショウネン + オーマイもとってもカッコいいんだけど、
設営時間が確保できなかったり身体が疲れている可能性もあるツーリングキャンプにより寄り添う、という視点で、
これ1つ立てるだけで2ルーム + 開放的なタープ空間（キャノピー）が作れるテントに仕上げました。

実はバイクインパップとパップフーテント3はどちらも同じ時期に開発に着手したんだよね。
僕の理想を盛り込んだパップテントを形にしたのがバイクインパップ。
TERAさんの理想を盛り込んだパップテントを形にしたのがパップフーテント3。
企画者の趣向によって全然違うテントに仕上がるのは面白いよね。

まさにこだわりてんこ盛りなんだけど、今までにないポイントでいうとキャリーバッグかな。
テントを収納したときに四角い形状に収まるようなバッグを採用。
四角は安定性が高くてデッドスペースも生まれにくい形なので、バイクにスムーズに積載できるんだよね。

そうそう。この2つは本当に最強セット。
これからツーリングキャンプの道具を揃えようかなって方には是非チェックしてほしいね。

あとはキャノピー空間を様々にアレンジできるのがお気に入りポイントかな。
バイクインのためにガバッと大きく跳ね上げることもできるし、フルクローズもできる。

個人的にはこれくらいの跳ね上げが好きかなぁ。
しっかり開放感ありつつ、サイドを下に落とすことで適度なプライベート感もありつつ、な絶妙なバランス感。

たしかに。フェスのテントにもピッタリかもね。
あとは徒歩キャンにもオススメ。バックパック製品の検証を兼ねたニッシーとの徒歩キャンでも大活躍だったよ。