【開発裏話】「リングヲモヤセ」はネタっぽいけど熱くて実用的な焚き火台。
DODからまたもや遊び心たっぷりの焚き火台が登場。 その名も「リングヲモヤセ」。
https://www.dod.camp/product/q2_963_bk/ご覧のとおり、ボクシングやプロレスでおなじみのステージ、“リング”をモチーフにした焚き火台です。 ネタ感満載の見た目ではありますが、企画者のべべさんことべべべのおじさん曰く、実は非常に実用的な焚き火台ということで、詳しく話を聞いてきました。
企画担当に聞いてみた
なぜリング型?
ほんとDODの焚き火商品はクセ強揃い。 焚き火ってキャンプの醍醐味みたいなところがあるよね。 その1番のショータイムのためにとびっきりに自分好みの焚き火台を作りたい、使いたいという各企画者の願望を形にした結果のラインナップになってるかな。
で、僕が企画する初めての焚き火台として選んだのがこのリング型。
ズバリその心は!?
プロレスが好きだから。
優しくて穏やかなべべさんにプロレスのイメージが全くないのでビックリです。
親父がプロレスファンで、小さい頃はよく一緒に観てたんよ。 肩車してもらいながら観たリング上の光景は今でもうっすら覚えてるなぁ。
そんな思い出深いプロレスリングを焚き火台にしちゃうだなんて何だか感慨深いですね。
ワイヤーの掛け方を忠実に再現したりなんかしてプロレスへのリスペクトも込めてたりね。 ほんでこのリング型はただインパクトが強いだけでなく、僕が焚き火台に求める理想を形にするのに実はめちゃくちゃ適してるんよ。
実はめちゃくちゃ機能的
べべさんが焚き火台に求める理想とは?
まずは目にも体感にも暖かいこと。 リングを象徴するワイヤー構造ゆえに壁などの遮るものがないので、焚き火の熱をがっつり受け取れ、さらに炎の燃えるようすを直に見られるのが気分からも暖かく感じられるんよね。
火床が比較的低めなので足元から暖まれるのも寒がりさんに嬉しいポイントですよね!
そうそう。「ヒコタン」ほどではないけど直火っぽい感覚も楽しんでもらえるんちゃうかな。 熱を反射しつつ風を通す遮熱板構造で、地面への熱ダメージにもしっかり配慮しているのでご安心を。
続いての理想が調理ができること。 焚き火で料理するってだけでぐんとテンション上がるやん?
キャンプしてるな〜!キャンプ飯作ってるな〜!ってのを大実感できる瞬間ですよね、 お鍋にススが付いちゃったり、火加減難しくて焦がしちゃったりするんですがそれもまた良い!
それはトッキの力量の問題も結構あると思うけどね(笑) お鍋やシチュー料理が映えるダッチオーブンも使えるよう耐荷重も20kg設計にしておきました。
冬キャンプでのシチューって最高に沁みるんですよね。 それを焚き火で、ダッチオーブンで、グツグツアツアツに煮込んで食べられるだなんて、、罪すぎますぅ、、、
そしてこれは絶対譲れない理想、扱いやすいこと。 見た目こそクセ強だけど、とってもシンプルな構造なので組み立てに迷わないし掃除もラク。 自由度高く薪を焚べられ、風通しバツグンで燃焼効率も良いから火入れもスムーズにできるしね。
どれだけ炎が魅力的でも、どれだけ焚き火料理に惹かれても、準備や片付けが面倒な焚き火台だと気乗りしませんもんね。
そうそう。その全てを満たせるのがこのリング型だと気付け、大満足の理想の焚き火台に仕上がりました。
燃やせ、燃やし尽くすんだ、、!
ロマンも機能性も両立させた優秀焚き火台ですね! そんなリングヲモヤセをGETくださった皆さまにはどんな風にこの商品を楽しんでもらいたいですか?
トッキは「あしたのジョー」って分かるかな?
ボクシングの漫画ですよね。読んだことはないけど存在は知ってますよ!
そのラストシーンで「燃えたよ…真っ白に…燃え尽きた…まっ白な灰に…」というセリフとともに灰のように真っ白になったジョーが描かれてるんやけど、 このジョーみたいに薪が燃え尽きる始終を観て、「自分も燃え尽きるまで仕事や遊びに全力を尽くそう」と己を奮い立たせる機会となれば嬉しいですね。
リング上での焚き火の熱いパフォーマンスを鑑賞ならず観戦して、己の闘志も燃やせってワケですね!
次は何を燃やす?
ビジュアルはクセ強な「リングヲモヤセ」ですが、扱いについてはクセのない、非常に実用的な焚き火台でしたね。 是非その魅力やべべさんの熱い想いが伝わればと思います。 傘立て、椅子、リング、とまさかまさかなモノを燃やし続けているDOD。 次は何を燃やしちゃうのかにも乞うご期待です!