![【開発裏話】マンホールでお肉を焼こう。マンホール型鉄板「マルデマンホール」](https://www.dod.camp/file/2024/05/samnail-1.jpg)
【開発裏話】マンホールでお肉を焼こう。マンホール型鉄板「マルデマンホール」
こちら↓のエイプリルフール投稿にご期待くださっていた皆さま、大変お待たせしました。
/
— DOD【公式】 (@dod_camp) April 1, 2024
近日発売!#マルデマンホール
\
マンホールで焼くステーキは美味い!と聞いたので。
背徳感が最高のスパイスです。#エイプリルフール pic.twitter.com/5eKdmKKBXo
「嘘の嘘でしょ」とコメントいただいたとおり、本当に作っちゃいました。 お肉が焼けるマンホール、その名も「マルデマンホール」が新発売。 WEBページ:https://www.dod.camp/product/q1_980_bk/ ネタ感満載(実際にネタにもしましたしね)ですが、実は機能面もこだわったアイテムということで、企画担当のべべさんに話を聞いてきました。
企画担当に聞いてみた
なぜ作ったの?
![※肉焼き画像](https://www.dod.camp/file/2024/04/q1_980_bk_top_band_01.jpg)
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
エイプリルフールに絶好のネタ!渾身のネタだ!と思って投稿したのですが、去年のエイプリルフール投稿もあって、お客さんにはちゃっかり見抜かれていましたね。
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
燃えるイスに傘立て型焚き火台、木をポールにするテントなどなどDODには嘘みたいな本当の商品がたくさんあるからね。
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
エイプリルフールのハードルが年々高まります(泣)
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
ところで「マルデマンホール」、なんでまたこんなクレイジーな商品が生まれたのでしょう?
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
あれは小学5年の夏。プールの授業でテンションが上がり、うっかりマンホールの上を通過。 「あっつ!このマンホールの熱で目玉焼き焼けるんちゃうん!?」 誰もが一度は抱くその疑問をウン十年ぶりに探求すべく作ったのが「マルデマンホール」やね。
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
なんだかエモいようなそうでもないような。
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
….というのは冗談で、ブランドマネージャーのTERAさんのなにげない一言、「マンホールで肉焼けたらおもしろくない?」が本当のきっかけかな。
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
やはりTERAさん発端でしたか。 でもたしかにマンホールで食べ物を焼けるのかどうかは気になるところ。 最近の夏の灼熱具合だと目玉焼きくらい全然焼けちゃいそうです。
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
物理的には全然焼けると思うよ。 ただ実際のマンホールで試すのはなかなか難しいので是非この「マルデマンホール」で体感いただければなと。
実は鉄板として合理的
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
ネタ感満載ではあるんだけど実は鉄板として非常に合理的な商品に仕上げたんよ。
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
クセ強だけど機能的、はもはやDOD商品のテッパンですよね!
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
お、上手いこと言うね! 1つ目はこのマンホールの絵柄。実際のマンホールと同様エンボス(凸凹)で表現することで、食材の余分な油を落としてくれます。
![※マンホールデザイン画像](https://www.dod.camp/file/2024/04/q1_980_bk_top_band_02.jpg)
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
普通にマンホールとして道端で見かけても思わず写真を撮りたくなる可愛い絵柄です! これはでんさん(DODのデザイン担当スタッフ)デザインですか?
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
そうそう。マンホールの歴史や文化に関する書籍、それから全国のマンホール図鑑を研究のうえ、“DODが作るマンホール”をデザインしてもらったんよ。
![※没デザイン](https://www.dod.camp/file/2024/05/design.jpg)
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
マンホールって奥深いんですね。 これだけの候補からなぜこのデザインに決まったのでしょう?
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
書籍で述べられていたマンホールデザインのセオリーによると、“どの方向から見ても絵柄が認識できること”が重要な要素らしく、それを満たす円形デザインが暫定。 そのうえでマンホール上のどこに食材を置いてもDOD要素が分かるこの絵柄に決まりました。
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
焼いてるときの見栄えもダイジですもんね。
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
2つ目はこのフチ。
![※フチ画像](https://www.dod.camp/file/2024/04/q1_980_bk_top_band_03.jpg)
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
当初はできる限り実際のマンホールを再現すべく平たい鉄板を想定していたんだけど、いやでもタレ焼きもしたいよなぁという食欲が勝ってフチを立ち上げました。
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
私はスパイスよりタレ派なので嬉しいです。
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
3つ目は素材と厚み。 ダッチオーブンなどでおなじみの鋳鉄製。さらに6mmの厚さ。 鋳物×極厚ゆえの高い蓄熱性で、火力調整が難しい焚き火や炭火でも食材にゆっくり均一に熱が伝わり、美味しく焼き上げられます。
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
焚き火調理はいつも焦がしがちな私でも美味しく仕上げられるかも!
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
ただ1つ難点があって…. めちゃくちゃ重いんよね。
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
そんな風には見えないですけどねぇ….って重っ! え!なんでこんなに重いんですか!
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
マンホールプレートだけで約1.6kg。 この大きさの6mm厚の鉄板となるとこうなっちゃうんよね。
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
非力代表として一気に使いこなす自信をなくしてしまいました….
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
そんなトッキに朗報! この付属ハンドルで掴めば….
![※ハンドルGIF](https://www.dod.camp/file/2024/04/q1_980_bk_top_band_04.gif)
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
おお!がっしり持てた!
![べべべのおじさん](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/bebebe.jpg )
てこの原理ってやつやね。 たぶん非力さんじゃなくてもこの重さの鉄板を使いこなすのは難しいだろうから、マンホールにしっかりフィットする専用ハンドルも作りました。 上に料理が乗っているときも安定して持ち運べます。
![トッキ](https://www.dod.camp/wp-content/themes/doppelganger_outdoor/img/journal/tsuji.jpg )
マンホールを平たいテーブルやIHヒーターなどに置くとハンドルで掴めなくなっちゃうので、そこは要注意ですね!
いろいろ焼いてみた
お好み焼き
![※お好み焼き写真](https://www.dod.camp/file/2024/05/okonomi.jpg)
間違いなく美味しいやつ。これでお店開けそう。
焼き鳥
![※焼き鳥写真](https://www.dod.camp/file/2024/05/yakitori.jpg)
炭火より手軽に外はこんがり中ふっくら。
マンホールそば
![※マンホールそば写真](https://www.dod.camp/file/2024/05/soba.jpg)
瓦そばならずマンホールそば。東大阪名物になるかなぁ。
ニンジンステーキ
![※ニンジンステーキ写真](https://www.dod.camp/file/2024/05/ninjin.jpg)
マンホールで焼かれるニンジン。なんだかシュールですね。
餃子
![※餃子GIF](https://www.dod.camp/file/2024/04/q1_980_bk_top_band_05.gif)
なんと「放浪フタリパン」のフタがジャストフィットするので蒸し焼きも可能! 餃子LOVERとしてこれは感激すぎる!! ということでキャンプで焼いてみたのですが、マンホールで焼いた餃子とビール、最高すぎました。
![※餃子写真](https://www.dod.camp/file/2024/05/gyoza.jpg)
ホットケーキ
![※ホットケーキ写真](https://www.dod.camp/file/2024/05/cake.jpg)
焼き型を付けたくて全面に広げたら特大サイズに。(ひっくり返すの苦戦した) マンホールで焼くというワクワク感とそれを食べるという背徳感がクセになっちゃう楽しさで、調理検証がはかどっちゃいました。 高い蓄熱性のおかげでどの料理も最後までアツアツで楽しめるのがいい!
実はコスパも優秀!?
「マルデマンホール」はDOD STOREにて4,400円(税、送料込)での販売。 実際に道路で使用されたマンホールの中古や、市販のマンホールは5,000円を超えるものが多いので、 可愛いデザインで、なんと美味しいお肉まで焼けちゃうマンホールがこのお値段。便利なハンドルとキャリーバッグも付いてこのお値段で買えるのは結構おトクかもですね。 エイプリルフールを見て気になっていた方、マンホールで目玉焼きは作れるのかをずっと疑問に感じていた方、マンホールコレクターの方なんかにも刺さると嬉しいなと思います。