カマボコテントについて気になることまとめ

カマボコテントについて気になることまとめ

カマボコテントについて展示会でよく聞かれることをまとめてみました。
すでに使っていただいている方もこれから購入を検討されている方も参考にしてみてください。

建てるのはどれくらい時間がかかる?

https://www.dod.camp/product/t5_489/ https://www.dod.camp/product/t5_489_tn/

目安としてお伝えしているのは、2人で建てて最初は30分、慣れれば15分です。
大型テントなので建てるの難しそうと思われる方も多いのですが、一言で言えば「4本のポールをスリーブに入れてから、前後に引っ張ってペグを打つ」だけなんです。
4本のポール(カマボコテントミニの場合は3本)は全て同じなので、迷ったり間違ったりすることはありません。
少し慣れが必要かもしれない点は、ポールをクロスさせるクロスドーム構造と異なり、ポールを入れても自立しない、つまりポールを入れてもテントは地面に寝ているところです。
ただ、寝ているテントを起こして、前後にペグを打つだけなので、やってみたらこんなものか、と思われるはずです。

参考までにこちらはDODスタッフの女の子が一人でカマボコテントを組み立てた動画で、タイムは13分7秒です。

ストームロープを張る時間やインナーテントを吊り下げる時間は入っていませんが、トータルでも20分以内には終わると思います。
※動画撮影のために1人で設営しています。通常は、風に備えてストームロープは必ず張り、2人以上で設営してください。

ピンと張るコツは?

テントがダルダルとしているときは、前後のテンションがゆるすぎます。
画像の赤い部分のペグを打ち直すか、ペグループに付いている調節パーツでテンションを調節すると、ピンと張れます。

何人くらいで使うのがちょうどいい?

製品ページでも書いているようにカマボコテント通常サイズのリビングは大人10人がくつろげるほどのスペースがあります。
ただ、就寝スペースも含め、ゆとりを持って過ごせる人数となると、通常サイズは4~5人家族、カマボコテントミニは大人2人か、大人2人と子供1人におすすめです。

通常サイズとカマボコテントミニはどれくらいサイズが違うの?

https://www.dod.camp/product/t3_488/

通常サイズはカマボコテントミニの大体1.5倍の面積です。
分かりやすいように畳数に換算すると、カマボコテントミニは大体6畳、通常サイズは大体10畳です。

別売りのマットシートセットも買った方がいいの?

https://www.dod.camp/product/tm5_493/

正直なところ、買わなくてもOKです。
グランドシート(インナーテントの下に敷く生地)はホームセンターなどで売っているブルーシートで代用できますし、インナーマット(インナーテントのフロアの上に敷くマット)は銀マットなどでも代用できます。
ただ、マットシートセットの場合、カマボコテントにちょうどのサイズで作っているので、見た目がスマートです。
また、グランドシートはポリエステルオックスフォードという素材を使っていて、ブルーシートのポリエチレンに比べると軽量でコンパクトなので、できるだけ装備を軽量したい人にもマットシートセットがおすすめです。
予算や見た目のこだわりなどに応じて、検討してください。

ブラックカラーは暑くないの?

https://www.dod.camp/product/t5_489_bk/

これはよく聞かれるのですが、一言で言えば「暑い」です。
黒色は光を吸収する色なので、ドアを全部締め切っていると熱がテント内にこもって、真夏はサウナのようになります。
しかし、風のある日にドアをオープンにしておけば、熱は風で逃げて、遮光性が非常に高いので、ベージュやタンカラーよりも涼しいときもあります。
まあ、真夏の標高が低い場所でのキャンプであれば、どんなテントでも暑いので、ブラックカラーが好きでテントもブラックにしたいという強いこだわりがある方はそれほど気にしなくても良いかもしれません。

風には弱くないの?

大きい割にポールは4本だけなので、不安になるかもしれません。
しかし、カマボコテントのようなトンネルテントは丸いフレームで風を受け流すため、意外と風に強いんです。
ただし、スリーブ部分に付いているストームロープを付けないと、ポールの強度だけで風を受けてしまうので、ポールが曲がってしまいます。
必ずストームロープをピンと張って使用してください。