カマボコテントをきれいに撤収するためのコツ
今回は皆様の声にお答えし、カマボコテントの中でも一番人気のMサイズを素早くきれいに撤収する方法をご紹介します。 Sサイズ・Lサイズでも基本的な撤収方法は同じなので、是非参考にしてみてください!
カマボコテント3Mを選ぶ理由
アレンジが自由自在な広い内部空間
2ルームのトンネルテント構造のため、1つテントを建てるだけで寝室もリビングも完成します。 また、インナーテントを取り外して、内部全体をリビング空間にすることで、2~3グループが集まって宴会キャンプをすることも可能です。 天井高も一定の高さを確保しているため、立ち上がって移動するときもストレスを感じません。
オールシーズン仕様
夏は全てのパネルをメッシュにすることで風の通り道を確保することができます。 冬にはスカート生地がテントの下から風が入り込むことを軽減します。
豊富なオプションパーツ
結露を軽減するカマボコシールド、お座敷スタイルを実現するカマザシキ、プロジェクターで映画を見ることのできるカマボコシアターなど様々なオプションパーツを用意しています。 またチーズタープを連結するチーカマスタイルでは、タープスペースをさらに拡張し、TC(ポリコットン)素材で濃い日陰を作ることもできます。
設営がシンプル
四本のポールをスリーブに入れて、前後に引っ張ってペグを打つだけのシンプル設計になっています。 ポールは全て同じ長さなので、迷ったり間違ったりすることはありません。
カマボコテントの設営手順
カマボコテントの設営方法については動画で紹介しています。
設営にかかる時間の目安としては、2人で建てて最初は30分、慣れれば15分でロープのペグダウンまで完了します。 補足:動画の手順で設営したのちにロープを調整しながら左右の形のバランスを取ることでよりきれいに形を作ることが出来ます。
撤収するときのコツ
1.インナーテントを取り外す。
全てのフックを外して、インナーテントを取り出します。取り出したインナーテントは床面(こげ茶色部分)を基準に長方形に広げてください。
Point ファスナーを少し開けておく!
ファスナーを完全に閉じずに一部を開放したままにすることで、たたむときの空気の逃げ道になります。
Point 四つ折りにする。
インナーテントの入り口側から見て横方向に四つ折りすることで収納時にちょうどよい幅になります。
インナーテントをたたみ終わったら、一度そのまま邪魔にならないところに置いておきましょう。
2.ロープをまとめる
Point 次のことも考えて、一組ずつ丁寧に。
ロープのペグを抜いたら、各ロープをまとめましょう。 地味な作業ですが、これをしないとキャリーバッグの中でロープが絡まってしまうので、次使うときのことも考えて一組ずつまとめましょう。
3.ペグを外して、テントを倒す
テントのペグを外したら、周囲の状況に注意しつつテントを一方向に倒します。
4.ポールを取り出す
まず、ポールの先端をグロメットから外して、その後テント生地からポールを取り出します。
Point ポールを引っ張らない!ポールは押して、生地を引く。
ポールを引っ張るような形で取り外そうとすると、関節部分でポールが外れて内部のショックコードに負荷がかかったり、生地を傷つけたりといった破損の可能性につながります。 片方でポールを押して、余った手で溜まった生地を引っ張ることで、製品に負荷をかけることなく取り出せます。
5.ポールを折りたたむ
Point 中心から半分ずつ!難しいなら1/3ずつ折っていこう。
端から折っていくと、ショックコードの一部に負荷が集中して破損の原因になります。 中心から追っていくことで、負荷を分散させることが出来るので、長く使うためにも真ん中から! 半分ずつ折るのが難しい状況であれば、3分の1ずつ折っていただくことを推奨します。
6.生地をたたむ
テントがキレイにたためなくて、キャリーバッグに収まらずやり直し…なんてこともあると思います。 そうならないためにも、カマボコテントをきれいにたたむためのコツをお教えします。
Point 入口の縫い目2箇所を持って、1・2の掛け声!
両端のドアの上部に位置するスリーブ部分を持ち、M字型を作ります。(画像左) 2人で息を合わせて、「1・2」の掛け声で8の字を描くように左右に振りながら地面に広げていくことで、風の力によってきれいに半分にたたむことができます。
Point スリーブの分け目で織り込む。
地面に広げた状態から下図の順番を参考に、片側ずつ中心にまとめるように折りたたんでいきます。 この際にロープを内側にしまい込みながらたたむことで、後の「生地を丸める」工程で邪魔になりにくいです!
きれいな形を維持するためにポールスリーブの黒い部分を目印として、これが重なるようにたたみましょう。 最後に、中心にまとめたものをさらに半分に折りたたむことで袋に収めやすいサイズになります。
7.生地を丸める
Point ポールを軸に巻く。
たたみ終わったテント本体の上にインナーテント・ポールの順に重ねて、ポールを軸に巻きます。 この際にあらかじめ巻き終わりの端にタイベルトを並べておくことで、丸めた生地をスムーズに固定することが出来ます。
Point 雑に巻いて空気を抜く、一回目で巻こうとしない。
どうしても一回で巻こうとすると空気を完全に抜くことが出来ず、キャリーバッグに入れたときに膨れてしまいます。 まず「大雑把に空気を抜くだけ」というつもりで一度巻いてから再度広げて、仕上げの巻きを行うことでコンパクトに丸めることが出来ます。 この際に、テントの下側に当たるスカート部分を最後内側に織り込んでから巻くことで、美しくまとまります。
8.袋にしまう
Point 袋を被せる!
丸めた生地に片側ずつ袋を被せることでスムーズに収納できます。 ある程度収納されたところでひっくり返してファスナーを閉めましょう。 ファスナーが閉まらない場合には、先にキャリーバッグのバックルを締め上げることでファスナーを動かせるようになります。
1人で撤収するコツ
メーカーとしては2人以上での撤収を推奨していますが、やむを得ず1人で撤収しなければいけないこともあると思います。そのような場合でもなにか特別な方法があるわけではなく。。。
基本的にやることは一緒
1人で撤収する場合にも手順は同じです。2人でやる分をひとりがあちこちに移動しながらたたんでいくのですが、その際に特に気をつけるポイントが以下になります。
・生地を織る際に頂点部分を持つ
片側ずつ八の字を描きながら地面に広げてるのは同じなのですが、二人の時のように中心でM字を作るのではなく、頂点部分1点のみをもってたたむほうがキレイに仕上がります。
・一人で移動しながら折る際に角を揃える
生地を地面において右に左にと動かなければいけないので、少々苦労はしますがしっかりと角を揃えてたたんでいくことで、後の工程での負担も減ります。
DODおにぃが実際に撤収してみた!
DODのinstagramで配信している「うさちゃんねる」にて、 DODおにぃが2人バージョンと1人バージョンの撤収に挑戦しました!
両バージョンでサクサクと撤収していくおにぃ。。。気になるそれぞれのタイムは?どちらも15分!!
タイムに差が出るかと思いきや、なんとほぼほぼ同タイム。配信の都合上、一部ペグダウン等していない箇所もありましたがそれにしても早い。早すぎる。。。 撤収がスムーズすぎるおにぃの様子はアーカイブで残していますので、動画で実際に確認したいという方はそちらも合わせてチェックしてみて下さい!
さいごに
どんなシーズンでも撤収はできるだけ早く済ませて、ゆっくりとくつろげる時間を長く取りたいという方がほとんどかと思います。 今回のカマボコテント撤収のコツをおさえて、快適なキャンプを楽しんでください!