キャンプにタープって本当に必要?メリット・デメリットをまとめてみた。

キャンプにタープって本当に必要?メリット・デメリットをまとめてみた。

キャンプを始めたいけどテント以外にタープって必要?
オープンタープとスクリーンタープどっちを買ったらいいの?
タープって組み立てるの難しくない?
そんな疑問にお答えします。

キャンプをするのにタープって絶対必要?!

https://www.dod.camp/product/t8_200/

タープがなくてもキャンプはできます。
青空のもと、開放感を楽しんでキャンプをしている方もたくさんおられます。 でも夏場などは特に日差しを遮るものがあると快適度があがるのでやはりタープを用意することをおすすめします。
急な雨などの備えとしてもやはりタープがあると安心です。
個人的な感覚ですが、キャンプ場でタープを立てて屋根ができるとなんとなく落ち着きます。

キャノピーでもなんとかなる

https://www.dod.camp/product/t5_624/

キャンプで使うテントにはキャノピーや広い前室が付いているものがあります。
これらのテントはキャノピーを広げてタープのように使用することでキャンプを快適に過ごせるように設計されています。
ただし、タープほどの面積はないので、使用人数が多いと狭く感じるかもしれません。
キャンプフェスなどで場所が広く使えない場合やツーリングキャンプで荷物を減らしたい場合などはキャノピーがあると便利ですね。
これからキャンプ道具を揃える、というのであればまずはテントのキャノピーで過ごして様子を見てみる、というのも一つかもしれませんね。

スクリーンタープや2ルームがあれば別途タープは不要

https://www.dod.camp/product/t5_689/

最近は虫をシャットアウトしながらキャンプで快適なリビングを作り出すスクリーンタープや、カマボコテントのようにリビングのついている2ルームテントも増えています。
そのようなギアを持っていれば基本的にはキャンプで別途タープを張る必要はありません。 最近は2ルームテントにタープを重ねるように張り、さらに日陰部分を拡張して快適性をあげるようなサイト作りをする人も増えています。

オープンタープの良さってなに?

タープがなくてもキャンプはできます。それでも僕が皆さんにタープをおすすめするには理由があります。

コンパクト

https://www.dod.camp/product/tt5_631/

タープは構造が簡単なので部品も少ないです。
タープ、ロープ、ペグ、ポール。これだけです。保管にも場所を取らないし、持ち出すのも簡単。その割に広げると大きな影をつくれるんです。
キャンプだけでなく、BBQにも持ち出しやすいですよね。

慣れたら簡単に設置できる

https://www.dod.camp/product/tt5_282/

タープは構造が簡単な分設置も簡単。
ペグを打ってポールでタープを支えるだけです。はじめはペグをどこに打ったらいいのか分からないこともあるかもしれませんが慣れれば一人で簡単に立てることが可能です。

アレンジ自在

https://www.dod.camp/product/tt5_473/

ポール2本で設営するだけも快適な空間をつくることができますが、ポールを増やせばもっと広くスペースを使うことができます。
BBQの時はポール4本、キャンプの時はポール2本、など同じタープで使い分けもできますし、ポールさえ予備で持っておけば状況に応じて簡単にアレンジが効き汎用性が高いです。
ロープを木に結び、ポールなしで設営する、といったことも可能です。

開放感

https://www.dod.camp/product/tt5_484/

タープの下でご飯を食べたり、タープの下でビールを飲んだり、タープの下で昼寝したりするとキャンプでの開放感を一層引き立てます。
オープンタープの開放感はスクリーンタープや2ルームテントと比べても抜群です。風をダイレクトに感じることができ、夏場は涼しく過ごせますよ。
タープの下で昼寝していてそよ風を感じるとあー、キャンプしてるなー!そんな気持ちになります。

オープンタープのデメリット

ここまでおすすめしてきたオープンタープですが、もちろんデメリットもあります。

蚊取り線香必須!

オープンタープにはスクリーンタープのようにメッシュの壁はありません。そのためもちろん虫は寄ってき放題です。夏場は蚊取り線香が必須ですね。虫が多いフィールドであれば別途蚊帳を用意したり、スクリーンタープを選ぶ方がいい場合もあります。
虫が苦手、そんな理由でタープではなくスクリーンタープを選ばれる方もいます。

風を受けやすい

https://www.dod.camp/product/t5_489/ https://www.dod.camp/product/tt10_492/

タープの面積と、ポールの高さにもよりますが基本的にタープは風を受ける面積が広いので風の影響を受けやすいです。風が強い時にはしっかりとした対策をしてください。対策をしないでおくとタープが風で飛ばされて危険です。風が強まりそうな予報であれば寝る前にタープを撤収しておくなどの判断も必要になることがあります。

ペグ打ち必須

固定はペグで行うので、ペグ打ちが必須です。
運動会、公園、ビーチなど場合によっては使いにくいこともありますね。

冬は寒い

オープンタープには壁がないので冬場は風が吹き込み放題です。冬にタープをリビングにする場合には張り方を工夫したり厚着をしてキャンプに臨みましょう。
冬キャンプではスクリーンタープをリビングにする方が暖かくて快適かもしれませんね。

タープの設営の方法とコツ

タープの設営方法

DODの製品ページで設営方法を説明していますので見てみてください。タープを広げ、ポールを立て、ロープの位置を決め、ペグを打つ、という流れが一般的です。
先にペグの位置を決めることができれば一人で立てることも可能ですよ。

タープ設営のコツ

はじめは3人で立ててみよう

https://www.dod.camp/product/tt5_473/

2人がポールを持ちタープを固定、1人がペグを打っていくという分担をすればタープをキレイに張ることができますよ。
はじめにタープがピンと張るような位置を決めることが重要です。

ペグは強めを用意しよう

ペグが抜けるとタープが崩れてしまいます。ペグはフィールドに合わせて用意しましょう。
地面が硬かったり、逆にゆるかったりすると付属のペグが効かないことがあります。
鍛造ペグは少しお値段が高いですが硬い地面にもよく刺さるのでオススメです。風が強い時は30㎝程度の鍛造ペグが付属のペグとは別にあると安心です。

ソリッドステーク https://store.snowpeak.co.jp/page/34

メインポールをしっかり固定しよう

メインの2本のポールがしっかり固定されていればタープは安定します。
逆にサイドをいくら強化してもメインのポールが弱ければタープはうまく立ちません。メインポールが安定するよう、ペグの位置の修正・調整を面倒くさがらずしっかりしましょう。

いつかのタープにこめた開発者の思い。

オープンタープはキャンプの魅力を感じることのできる道具だと思います。
キャンプで感じる爽やかな風、そんな風を感じながら食べるご飯は格別です。 タープがうまく立てられない、タープが立てられる自信がなくてタープを買っていない、いつか買おうとは思ってるんだけどね、そんな声を聞いてもったいないな、と思ったのがDODの新製品「いつかのタープ」の開発の動機です。

いざタープを立てようとなった時にどうやってタープをたてるのだったっけな、となっても大丈夫なようにいつかのタープの収納袋には直感的に立て方がわかるような組み立て説明が縫い付けてあります。キャンプ初心者の人にヒアリングしたり、一緒にタープを立てたりして、何度も作り直しをしてシンプルに分かりやすく仕上がっています。 その他にも2種類のロープがひと目で判別できるように自在金具で色分けされていたり、ポールの高さが絶妙に従来品よりも高く、かといって高すぎて扱いにくくならないような設計になっていたり、細かくて気付かない人も多いのではないかという部分まで使いやすさにこだわりました。
どの部分のこだわりも、オープンタープでキャンプやデイキャンプを楽しむ開放感、気持ち良さをあなたに楽しんでもらいたい、という気持ちをこめて設計しています。

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タープを使いこなしてキャンプを楽しもう。

オープンタープはキャンプの雰囲気を高めるアイテムです。
ぜひテントとセットで立ててみてください。
2ルームやスクリーンタープと併せて使用してさらにサイトを拡張する、といった楽しみももちろんあります。ご自身に合ったタープのスタイルを探してみてください。