
【リニューアルして新登場】すけもえファイヤー2の気になる変更点をご紹介!
大人気の焚き火台すけもえファイヤーがバージョンアップしたすけもえファイヤー2として新登場します。 今回はそのカユイところに手が届く改良を深堀していきます。
すけもえファイヤーとは?
めちゃもえファイヤーや ぺらもえファイヤーなどと同じ ○○もえファイヤーシリーズの一つで、焚き火台で「あれもしたい!これもしたい!」を盛り込んだ、欲張りな製品です。
二次燃焼が楽しめる
空気の流れを二層に分ける構造により、二次燃焼を可能にしています。 二次燃焼は本来煙として排出される可燃性ガスを燃料として利用するため、煙が少ない綺麗な炎を楽しめるのが特徴です。 燃焼効率が高いため燃え残りが少なく、灰の処理も簡単!

コンパクトに折りたためる
内部の壁4枚はそれぞれ分解でき、外側もパタンと折りたためるのでコンパクトに収納することが出来ます。 それでありながら組み立てると標準的な40cmの薪がそのまま投入できるサイズになるので、薪割りの手間要らずです!

メッシュで透ける炎を眺められる
側面の壁は一部メッシュになっているため、ゆらめく炎を眺めることが出来ます。 炎が見えるのに二次燃焼が楽しめる。さらには可愛いウサギロゴが浮かび上がる。というなんとも欲張りな仕様を実現しています!

焚き火調理にも持ってこい!
焼き鳥にぴったりな五徳と燃焼室の下には簡易オーブンを内蔵しているため、焚き火だけでなく調理も楽しめます。 ユーザー様の使用例を覗いてみると、焼き鳥とピザを同時に楽しんだり、五徳がしっかり安定するので小さめのダッチオーブンを置くこともできます!
今回はすけもえでピザとおでんにした!
— ほしはる@デイキャン⛺らびったー🐰 (@hoshiNOharuchi) December 11, 2023
100均のダッチオーブンで遊ぶの楽しい😆
おでん茹でてデザートに焼きりんご作ったよ!
ダッチオーブン保温力凄くて冬におすすめ(ただし鍋敷きは黒くなるw)
今度はお米炊いてみたいな#すけもえファイヤー pic.twitter.com/LPkWdwEVhs
おはOD🐰です
— きなこもち🐰🥕 (@kikiki_aya) November 20, 2023
焚き火で焼くピザ最高です🍕✨
すけもえだと焼き鳥と同時に焼けちゃいますよね🥰 pic.twitter.com/LejEyni0mq
すけもえファイヤー2の変更点をまとめてご紹介!
1.補強板の仕様変更でゆがみに強くなった。
背面側インナーの仕様を変更することで従来よりも剛性がアップし、ゆがみに強くなっています。 従来モデルでは幅の短い両側のインナーや空気の抜けるメッシュ部分と比較して、背面部分には熱が溜まりやすく使用している間に大きなゆがみが生じてしまうことがありました。 それを改善するために補強板の板厚や固定位置など細かいところから再検討し、ゆがみにくい構造への改良が実現しました!

2.手順の変更で組み立てやすく。
従来は底面のロストルを差し込みながら、側面のパネルを組み立てなければいけなかったため少々コツが必要でした。 すけもえファイヤー2ではサイドパネル4枚を組み合わせた後に上からロストルを入れるだけ! これも補強版の仕様変更により、ロストルによって構造を固める必要がなくなったため実現できた変更です。

3.専用テーブルのぴったり感がアップ。
専用テーブルの両サイド中心部付近に切り込みが追加されています。 これによりアウターのヒンジとテーブルが干渉しなくなるため、きれいな箱型を維持できます! 非常に地味ですが少しでも使い勝手を良くするためにこだわりました。

企画担当に聞いてみた
今回のすけもえファイヤー2の魅力を深堀りすべく、開発経緯や変更点について企画担当のDODおにぃに聞いてきました。
開発はゆがみとの戦いだった…

ユーザー様も待ち望んでいた、すけもえファイヤーの再販がすけもえファイヤー2へのリニューアルとして実現しましたね。

まずは、欠品期間が長く続いてしまい申し訳ございませんでした。 リニューアルにあたっての開発に時間がかかりましたが、それだけ自信を持っておすすめできる仕様を実現できました。

人気な焚き火台なだけにこだわり抜いた改良ということですね! 今回のリニューアルの最大のテーマはなんでしょうか?

それは「ゆがみ」だね。 すけもえファイヤー2のような組み立て式の焚き火台は、どうしてもその構造上使用していくうちにゆがみが出てしまう。 それを完璧になくすことは難しいけど、どれだけゆがみを少なくするか。まさに「ゆがみとの戦い」だったね。

具体的にどのようなことをしていたのでしょうか?

「ゆがみを少なくしたい」と思って、それなら補強板の板厚を変更すれば落ち着くでしょうと思ってたのよ。なので開発期間もそれほどかからないかなって。

なるほど。そのはずが実際は1年ほど開発にかかっているということは、そんなにカンタンな話ではなかったのですね…

そうなのよ。 板厚を変更したサンプルで2回、3回と燃焼実験するとやはりゆがんでしまう。 ゆがみが発生しては板厚を変更して、燃焼実験をしてということの繰り返し…


その過程で、リベットの固定位置を変更することでもゆがみを抑えられることが分かって。 そこからはどの板厚と、どの固定位置の組み合わせが良いかをひたすらに追求して、すけもえファイヤー2にたどり着いたんだよね。

実際の使用を想定して、非常に地道な検証をされているんですね! それがあったからこそ今回のバージョンアップしたすけもえファイヤー2があると。

ゆがみに強くなったことで、構造を変えられたので組み立ても簡単になった。 従来品で気になっていたポイントを2つも大きく改善することができたから、仕様変更しての再販ではなく「すけもえファイヤー2としての新登場」という方向になったんだよね。

ただ、今回の改良でもゆがみを0にできたわけではないから、「ゆがみとの戦い」はこれからも続いていく…
カユイところに手が届く改良でさらに魅力的に!
パット見は分かりにくいですが、製品を使っていくうちにわかる気の利いた改良です! すでにすけもえファイヤーをご購入いただいている方も、 補修用パーツとして販売している「インナーセット」と「ロストル」を購入すれば2にアップデートが可能ですので、ぜひチェックしてみてください! ※インナーセットのみの交換だとロストル部分の仕様が異なるため互換しません。ご注意ください。