【開発裏話】ワクワクドキドキなハンモックデビューをやさしさでサポート。「いつかのハンモック」
DODから待望のハンモックが登場。 その名も「いつかのハンモック」。
https://www.dod.camp/product/ha1_926_tn/ 「いつかは私も….」と多くの外遊び好きが憧れるハンモック泊への背中を押すべく、これを買えばハンモックキャンプができる!というオールインワンセットです。 ただ必要なものが揃っているだけでなく、はじめてのハンモック泊を安心して楽しんでいただけるようなやさしい仕様が盛りだくさん。 どんなやさしさが詰まっているのか、そもそもなぜそんなにやさしいのか、企画担当のTAQ庵さんに聞いてきました。
企画担当に聞いてみた
壁、壁、壁、壁、のハンモック泊への壁を半減
ついにDODからハンモックが登場ですね。 ハンモック泊といえば外遊びの極みって感じで、わんぱくなTAQ庵さんのイメージにぴったりです。
どんなイメージや(笑) そうだね。ハンモック泊はキャンプを極めていく過程で誰もが一度は憧れるスタイルじゃないかな。
俺も、カマボコテントやワンポールテントでのゆったりファミリーキャンプやパップフーテントやヌノイチでの無骨なソロキャンプ、といろいろなスタイルを楽しんできたけど、やっぱり長年続けているとマンネリ化してきちゃって刺激がほしくなるんだよね。 で、次はこれかな!と目をつけたのがハンモックキャンプ。
ハンモックキャンプというと芸人のヒロシさんのイメージが強いですね。 たしかにあれは刺激たっぷりそうです。
あそこまで極められたらかっこいいよね。 そんなキャンプに憧れてネットでいろいろ調べ出すんだけど、ここでいろいろな壁に直撃するんよね。
まず道具。 ネットで「ハンモック キャンプ」と調べると、生地単体だったり自立式だったり、とたくさん出てくるんだけど、キャンプで1泊を過ごすために何を揃えたらいいのかイマイチ分からなくて…
私も検索してみましたが、ピンキリにたくさんありすぎてもう調べるのに疲れちゃいました。
いやいや、まだ壁はあるからね。 道具を揃えたところで次に直撃するのが場所。 木を使ってハンモックを張ろうと思うとその木や土地の管理人さん、キャンプだとキャンプ場の許可が必要。 だからネットのレビューでハンモックOKかどうかを調べたり、直接キャンプ場に確認をしたり、という手間が発生するんよね。
「いつかのハンモック」のWEBページのための撮影もいつもはあまり行かないキャンプ場さんにお邪魔しましたもんね。
そうそう。ロケ地探しは撮影チームに頑張ってもらいました。 で、道具が揃ってキャンプ場も見つけていざハンモックキャンプ!ってところでぶち当たるのが設営の壁。
「適当な間隔にある適当な太さの2本の木」に吊るすってのが原則なんだけど、この「適当な木」を見つけるのが簡単じゃないんよね。
木が見つからずに結局予備で持って行ったテントに泊まった、なんて話も聞いたことがあります。
ちなみに「適当な木」が見つけられたとして、トッキはハンモック張れそう?
いや、絶対無理です。 説明書見ながらのテント設営にも不安があるのにハンモック設営だなんて… ロープワークも自信ないし、なんとか形になったとしてもそこに一晩体を預けるのは不安すぎます。
これも設営の壁か。ほんと壁、壁、壁、壁ですね…. うーん、この手間の多さ、ハードルの高さを考えると、ハンモックはまた今度、いつかやろう、となっちゃいます。
そうなるよね。実際そんな風にハンモック泊に手を出せてない人って結構いると思う。 でもその壁を乗り越えていざ挑戦してみるとやっぱり楽しいんだよね。 テントで寝るのとはまた違った非日常感が新鮮ですごくワクワクするんだよね。
だからそんなハンモック泊を是非たくさんの人に楽しんでもらいたくて、壁をできる限りなくした状態でハンモック泊に挑めるよう作ったのが「いつかのハンモック」。 キャンプ場探しと「適当な木」探しはさすがにどうにもできないので、道具揃えと設営の壁を取り払って、ハンモック泊への壁を半減させるイメージです。
2つの壁を取っ払うやさしい仕様
買い足し不要のオールインワンセット
まず道具の方だけど、これは言うまでもなくオールインワンセットなこと。
ハンモック生地はもちろん、それを吊り下げるためのベルト、木に取り付けるためのツリーウェア、雨や日よけとなるタープ、タープを張るためのペグ、と必要なものが全て揃っていて、追加の買い足し不要ですぐにハンモック泊をはじめられます。 あとこれが必要で、これのサイズと合わせるには…とスマホとにらめっこする目や脳の負担を減らすためのやさしさやね。
この後にはまだキャンプ場探しのにらめっこが待っていますもんね。少しでも労りましょう。
ところで、SNSではタープが付属品と思えないクオリティ!と好評ですね。
快適で実用的なものにするため、何度もサイズや生地感を検討したこだわりのタープだからね。 ハンモックに付いている雨よけや日よけというと、タープというよりフライシートと表現される簡易的なものが多いんだけど、実際のハンモック泊で本当に雨や日差しをよけたり、夜露を避けて快適に眠ろうと思うとこのくらいのスペックが必要ってことでソロサイズのタープを付属させました。
別途ポールやロープを用意すればハンモック泊以外でも使えるのはかなりお得ですね!
あと、ツリーウェア付きを喜ぶお声も多かったです。
これはいつもキャンプを楽しませてもらっている自然への感謝を込めて、木へのやさしさで付けました。
ロープワーク必要なしの簡単設営
で、この充実セットがロープワークなしで簡単にセッティング可能ってのが設営の壁を取っ払うポイント。 トッキみたいに設営が苦手な方へのやさしさです。
え、「結ぶ」なしですか?
そうだね。「結ぶ」は一切なくて、ハンモック本体もタープもカラビナを引っかけるだけで設営できるよ。
やさしい!これなら私でも安心して設営できます。
このカラビナも体重をしっかり支えられるよう強度の強いものを選びました。
寝れるの?への不安を取っ払うやさしさ
ところですっごく根本的なところなのですが、ハンモックってちゃんと寝れるんでしょうか?
あ~、やっぱりその不安はあるよね。 これはもう人によりけりとしか言いようがないかなぁ~。
俺も最初は不安だったんだけど、いざ寝てみると意外とぐっすりできたかな。 ただ、これはちょっと気になるかなぁ~ってところもあったから、「いつかのハンモック」にはそれらを改善できるやさしい仕様を盛り込みました。
まず、ハンモックにショックコードを付けたこと。
ハンモック独特の揺れに不安があったり、感覚に慣れるまではバランスが取りづらいかも、と思いショックコードで地面に固定できるようにしました。 こうすることで揺れが軽減されるだけでなく、生地がキュッと寄るのを防いでフロア面積が広がるので、就寝時も窮屈に感じにくくなります。
それからハンモックのフロアにマットを入れられるようにしたこと。
ショックコードと同様にフロア面積を広げて窮屈感をなくしてくれるのと、あと底冷えを軽減する効果があります。 「ソトネノサソイS」などのエアマットを入れると単純に寝心地もよくなるしね。
ハンモックは安定性が不安なイメージですが、フロアが水平に近い状態で寝られるのは安心ですね。
実は3月に寝袋を忘れてこのハンモックの検証に出かけたことがあったんだけど、マットを入れたおかげで背中は温かかったから、背中、お腹とくるくる回って体を温めながら何とか一晩を過ごしたこともあったよ。
え、3月ですか。まだまだ寒い時期じゃないですか!
池の横のキャンプサイトでめーっちゃ寒かったよ。 春でもキャンプの夜は寝袋必須なので、皆さんは絶対マネしないでくださいね。
いつかやろうを今やろう
やさしさあふれる「いつかのハンモック」。その魅力は伝わりましたでしょうか。 これだけ充実の一式が13,200円で買えちゃうというのもかなりやさしいのではないかと思います。 なお、DODでは「ハンモックスタンド」も好評発売中。 「ハンモックスタンド」を1つ用意すればハンモックを取り付ける木は1本でOK、2つ用意すればもはや木なしでハンモック設営が可能、というキャンプ場や「適当な木」探しの壁を取っ払ってくれるアイテムです。
「いつかのハンモック」や「ハンモックスタンド」でハンモックデビューへの壁を取っ払って、「いつかは私も….」の憧れを今叶えましょう~!!