握力18kgの女子が解説するバッグインベッド組み立て&収納のコツ
かばんに入れて持ち運べるくらい軽量でコンパクトな折りたたみベッド「バッグインベッド」。 キャンプって地面に寝るからちゃんと寝れないんでしょ?キャンプをしたことのない人のそんな心配を解決できるDODの人気製品です。 こんなに快適な寝心地なのにバイクで運んだりバックパックで持ち運べるくらいコンパクトになるってすごいですよね。私もはじめてこのベッドを使ったときには衝撃を受けました。
タン:https://www.dod.camp/product/cb1_510_tn/ カーキ:https://www.dod.camp/product/cb1_510_kh/ ブラック:https://www.dod.camp/product/cb1_510/ ベージュ:https://www.dod.camp/product/cb1_510t/ 2017年の発売からたくさんの方にご利用いただき、その分商品レビューやSNSで多くのご意見や感想をいただいています。 その中でも多い「バッグに入れるのが大変」「バッグがパンパンになる」などのお声をもとに、現在キャリーバッグをがばっと縦に開くタイプへのリニューアルを進めています。(ベージュ、ブラックはリニューアル済み。タンとカーキも順次リニューアル予定です。) これで“ キャリーバッグへの片付け問題 ”は解決するかと思うのですが、もう一つよくお伺いするのが“ 組立や片付けに力が必要でか弱い女子には厳しいかも問題 ”。 今回はこの問題の解決法について、そして「旧タイプの製品を持っていてしばらく買い替え予定がない」という方に向けた旧キャリーバッグへの片付け方のコツを握力18kg女子の私ツジがお話します。
脚部パーツ装着および取り外しのコツ
まずは組み立て方の一連の流れをご覧ください。
さすがDODお兄さん。あっというまに快適なベッドが完成しましたね。 ただ、特にキャンプ初心者や女性の場合だと、ぶっちゃけバッグインベッドを扱うには力が必要です。 私もはじめての組立ての際は脚部をフレームポールに引っかける作業が全然できず、必死に力をふりしぼって20分くらい格闘するのですが結局一本も引っかけることができなくて撃沈しました。 しかしコツさえ掴めばその力はほんの少しで大丈夫。握力18kgの私でもスイスイ組立てられるようになりました。 脚部の装着法としては、まずサイドにフレームを通したベッド本体を横向きに立てます。 そして下記画像の①の下部分をフレームポールに引っ掛け、そこを片足で抑えながら②の上部分を押し込みます。
このとき、脚部ポールにしっかり体重をかけるのが力を最小限に抑えるコツ。 先ほど「片足で抑えながら」と説明し、製品ページや取説の組立方法にもそのように書いているのですが、正直小柄の女性だと抑えるだけではかなり難しいかと思います。 なので、下記画像のように手と足の両方で脚部ポール全体にしっかり体重をかけてください。
下方向への力が脚部パーツ全体にかかることで弓のような形状がしなやかに曲がり、②の押し込みの際にほとんど力をかけなくてもスムーズに引っかけることができます。 ちなみに上記画像で私はほぼ全体重を脚部に預けているのですがフレームが折れたり曲がったりというような心配は全くありませんでした。 体重や力のかけ方にもよると思うので全ての方が思いっきり体重をかけても大丈夫、とは言いきれないのですが、ある程度の力には耐えれるよ!ってことでご参考までに、、、 あと、①の足はできるだけ足の裏の広い面積(つま先だけとかではなく)で脚部を踏むようにすれば体重をかけてもバランスを崩しにくくなりますよ。 片付けの際、脚部をフレームポールから取り外すときも同様で、①、②で手と足で下方向にしっかり体重をかけて脚部ポール全体をしならせた状態で②の上部分の引っかけを外してください。 なお、力をかけるのに集中しすぎて手を挟んでしまう恐れもあるので(何度も経験済み)、慣れるまでは軍手などを着用して組み立てるのをオススメします。
キャリーバッグへの直し方のコツ
ときどきお客様からうまくパーツがキャリーバッグに収まらない、というお声をいただくことがあります。 キャリーバッグを余裕のある大きさで作ることが多いDODですが、バッグインベッドは収納時のコンパクトさを重視しており、うまくしないとチャックが閉まらない、ということが発生してしまうんですよね。 でも安心してください。こんな手順で収納すれば気持ちよくコンパクトにまとまります。 まず本体生地、フレームポール、脚部パーツをそれぞれ解体します。 このとき、2本のフレームポールを四角形に折り畳んだ本体生地で包んでおくと袋の中でバラバラせずに収納しやすくなります。
4本ある脚部パーツは2本ずつに束ね、L字の角が下になるように2つの束を左右逆向きに入れるとキャリーバッグの形を維持したままきっちり収まります。イメージ↓
これはバッグインベッドだけでなくテントなど他アイテムの収納時にも言えることなのですが、スムーズな撤収を目指すなら横着せず丁寧に畳んだり直したりするのが一番。「急がば回れ」ってやつですね。 今まで力づくで袋に収めていた方や、感覚に任せて片付けていた方はぜひ一度試してみてください。 びっくりするくらい早く、そしてきれいに収まる気持ちよさにむしろリニューアル前の今のバッグがいいやってなっちゃうかもです(笑)
ギアと仲良くなって快適なキャンプを!
バッグインベッドは、今回ご紹介したようなコツを身につければか弱い女子でも、大雑把さんでも簡単に使いこなせて手放せなくなってしまう、確実に使えるアイテムです。 私も最初は組立てでも片付けでも苦戦して、できればあまり関わりたくなかったのですが、コツを知ってからはキャンプに欠かせない存在になりました。 また、使えば使うほど扱いやすく馴染んでくるのを実感できるアイテムでもありますので、ギアを育てるようなその感覚も楽しんでいただければと思います。 DODジャーナル以外にも各製品ページやSNSでは、皆さんにギアと仲良くなってキャンプをより楽しんでもらうために正しい使い方やちょっとしたコツをご紹介していますので、是非こまめにチェックしてみてください!