キャンプギアをおしゃれに自作!ミニテーブルのDIY術
ソロキャンプで使えるミニテーブルが欲しい・・・けど、なかなかない。
それじゃ、作っちゃおう!と思い立ってミニテーブルを自作してみました。
DIY初心者の方には一部難しい工程はありますが、キャンプ用ミニテーブルのDIYについてご紹介します(^^)
DIYでミニテーブルを作ってみた
材料
今回のDIYでは、パイン集成材を使用しました。
比較的手頃な値段で購入することができます。
水分を含みやすい木ではありますが、塗装をしっかりすればキャンプギアとして問題なくご使用いただけます。
おすすめの服装
- 作業着・・・木クズにやられちゃうので、上から着れるものがいいです。
- マスク・・・木クズが鼻に入ってしまいますので、あるといいです。
- 手袋(軍手可)
- ゴーグル・・・電動工具を使ってDIYをする場合、木の破片などが目に入ることがあります。ゴーグルで目を守りましょう。
DIY手順
①材料を切り出す
テーブルの天板・足となる部分を好きなサイズに切ります。
この時、足は木目が縦になるように切ってください。
(木目が横になるように切ってしまうと、木が反ってしまった時に机がガタガタしてしまいます。)
今回丸テーブルについては、トリマーを使用し、溝切り加工を応用して切り出していきました。
- トリマーとは
先端のビットを替えることにより、
溝切り加工(板などに溝を作る)と、面取り加工(板などの角の装飾をする)ができる機械です。
※一回で全て切らないようにしてください。
トリマーはホームセンターなどでレンタル可能です!
DIYの幅が広がるので、是非挑戦してください。
今回はトリマーをコンパスのように使用し、溝をちょっとずつ深くして切り出していくことで円を切り出しました。
②角を丸くする
トリマーの面取り加工で装飾をしていきます。
今回、丸テーブルは「丸面ビット」、四角のテーブルには「ひょうたん面ビット」を使用し、面取り加工をしました。
③研磨する
木に使うサンドペーパーは80、150、240番があれば十分です。
堅く平らな面があるものにサンドペーパーを巻き、当て木を作って研磨をしていきます。
研磨をかけていくのは「面→角」の順に、
また、サンドペーパーは「80→150→240番」の順にかけていきましょう。
角を丸くしたところには、スポンジヤスリを使用しましょう。
塗装で好きな雰囲気に塗ってみた
木の良さを生かした塗装方法は色々あります。
今回は、肌触りのよさと木目の良さが特に出るワックス仕上げとオイル仕上げ(オイルフィニッシュ)の方法を選びました。
ナチュラルなミニテーブル(ワックス仕上げ)
使用した塗料
- カンペハピオ オイルステインの新ウォルナット
- ブライワックスのクリア
オイルステインで足の下の部分だけ着色しました。
塗りたくないところにマスキングテープで保護すればきれいに塗ることができます。
オイルステインの手順通りに塗装を完了させれば、ワックスで仕上げて完成です。
※オイルステインは木材に浸透して着色するためのものです。保護するための塗料(ワックスやニスなど)が必要となります。
ワックスは木の表面にとどまるような塗装で、さらりとしたような肌触りになります。
アンティークなミニテーブル(オイル仕上げ)
使用した塗料
- ワトコオイルのダークウォルナット
オイル仕上げはオイルフィニッシュともいいます。
木材の内部に浸透して木の質感ごと表面を保護してくれます。
オイルが浸透し、しっとりとした濡れ色を出してくれていますね。
組み立てて完成!
ばらばらにして、ザックにいれて・・・
現地に着いて組み立てれば、
キャンプで使えます!
アンティークなミニテーブルの天板裏には、研磨前にトリマーで赤印のところに溝をつけてました。
塗装完了後、足を天板裏の溝に差し込み、ボンドでくっつけます。
使用したのは「タイトボンド」。
耐水性もあり、屋外でも使える大変優れたボンドです。
小さいので邪魔になりません。
かなり小さいです。
自作のギアでキャンプしてみよう
キャンプギアをDIYすることで、もっとキャンプに行きたくなりますよ。
次は何をつくろう!