
だからまた来たくなる。DOD CAMP PARK KYOTOの魅力を深掘り。
2022年4月1日。 新年度のスタートとともにDODの新たな挑戦も本格始動。 それが「DOD CAMP PARK KYOTO」。以下、DCPK。

WEBページ:https://www.springs-hiyoshi.co.jp/dod-campparkkyoto/ DCPKは、京都府南丹市の道の駅「スプリングスひよし」内に、DODとカトープレジャーグループのコラボにより誕生したキャンプエリア。 「カマボコテント3」をはじめとした人気テントを設置し、目玉プラン「DOD CAMPへのサソイ」では、テントをはじめ、チェアや寝袋、調理器具などのDOD製品をまるっと借りて、さらに地元の食材を使った朝夕の食事、2日間入り放題の温泉入浴券まで付いた、至れり尽せりの手ぶらキャンプを楽しめます。 この企画を手がけたのは、ライブ配信やツイッターでもおなじみのなでさん。 実は構想から2年以上かけてようやく実現した大チャレンジだったとのこと。
企画担当に聞いてみた
「どこ×だれ」の強さでキャンプ場作りの壁を突破


DCPK、ついにグランドオープンですね。 私たちは一足早く何度かお邪魔させてもらいましたが、何度行ってもワクワクできる素敵な場所なので是非たくさんの方に楽しんでいただきたいです。

トッキにも気に入ってもらえて良かったよ。 たくさんの壁を乗り越えてやっと実現した渾身の企画だからね。

なでさんは2年くらい前から「スプリングスひよし」にちょくちょく足を運んでましたもんね。 キャンプ場作るのってやっぱり大変なんですか?

そりゃあ大変大変。 俺たちだけじゃなく、市や行政を巻き込んでの企画だからね。 でも一番の壁は社内の承認を得ることだったかも。

基本的にはいろいろなことにチャレンジしやすい会社ですが(だからバンバン新製品出すし、これ売れるの?なクレイジーな製品も出します)、キャンプ場作りのハードルは高かったんですね。

自分たちのキャンプ場を作りたいってのは、俺だけでなくブランドリーダーのTERAさんも前々から構想していたこと。 ただ、DODのビジネスモデル上、すべてを自前で実現させるのは無茶な話。 つまり誰かにブランドを預けることが大前提となるんだけど、基本的に何でも自分たちでやってきたDODにとってはかなり異例だからなかなか踏み出せなかったんだよね。

自前で、となるとスタッフだけでもあと3倍は必要ですもんね。 今回、その壁を突破できたのはなぜなのでしょう?

これなら間違いなくいける、という最高の土台が整っていたからだね。

土台といいますと?

良いキャンプ場を作るための土台は「どこ×だれ」。 ありがたいことにDODのキャンプ場については、これまでにも企業や行政から何件かお声かけをいただいているんだけど、その中でも「どこ×だれ」が圧倒的に整っていたのがこのDCPK。 だから会社にも自信を持ってプレゼンし、反対されても猛プッシュできたんだ。
「どこ×だれ」を追及

「どこ×だれ」。 何だか深〜い話が聞けそうです。 まず「どこ」でいうと、この「スプリングスひよし」のことですね。

そうそう。 たしかトッキは「スプリングスひよし」の常連さんだよね? ここの魅力はよく知ってるんじゃない?

そうなんです。 「スプリングスひよし」にはDCPKの話を聞く以前からよくキャンプに来ています。 大阪の自宅から車で1時間半ほどなので来やすいんですよね。 そしてなんといってもの魅力は温泉! キャンプサイトから歩いて温泉に行ける。それも露天風呂やサウナ、岩盤浴まで揃った大充実の温浴施設ってのが最高すぎます。


歩いて行ける、すなわちお酒を飲んだ後にも気楽に行けるから運転役にも嬉しいんだよね〜。(酔った状態で温泉に行くのはNGですが!)

あと、道の駅も楽しいです! 丹波栗や黒大豆など、全国的にも有名な南丹の名産品がズラリと揃っています。 キャンプではよく鍋料理をするのですが、ここで買った大黒しめじを入れたすき焼きは大優勝でした。


大黒しめじはDCPKの食事プランにも含まれているから、気に入ったら是非お土産に買って帰ってほしいね。

俺も温泉やグルメに魅了されつつ、でも一番はこのロケーションかなあ。 開放感たっぷりなこの土地で、日吉ダムが醸し出す非日常感や、そこから流れ出る川の音を感じながらキャンプできるだなんて最高じゃない?


最高です。 春はお花見、夏は川遊び、秋は紅葉、冬は温泉、と春夏秋冬いつでもベストシーズンでキャンプを楽しめるのも良いですよね。

お、さすが良いとこ突くね。 まだまだ魅力はたくさんだけど、とりあえず「どこ」の土台が十分すぎるくらい整ってるってことは伝わったんじゃないかな。

はい。次は「だれ」の方ですね。 これは今回タッグを組んだカトープレジャーグループさんのことでしょうか。

そうそう。 カトープレジャーグループさんの企業理念は“GOOD LEISURE CREATOR”。 “日本のレジャーをもっと楽しく!”をテーマとし、ホテル、リゾート、レストラン、エンターテインメント、リバークルーズなど多岐にわたる事業の開発や運営を行うトータルプロデュースカンパニー、とのことだけど、同じく南丹市にある「るり渓温泉」やうどんの「つるとんたん」はトッキも馴染みがあるんじゃないかな。

「つるとんたん」は家族で何度か行ったことがあります。 高級感ある店構えが素敵で、店員さんのおもてなしも気持ち良いんですよね。

そう、まさにカトープレジャーグループさんはおもてなしの会社。 上記のような事業で、最高のホスピタリティでお客さんを迎え、おもてなしをお届けしている企業だね。

カトープレジャーグループさんがおもてなしの会社とのこと、めっちゃ分かります。 カトープレジャーグループさんの担当者の方たちとは打ち合わせや現地で何度かお会いしていますが、たとえ画面越しでも話していてとっても気持ちが良いし、こちらもシャキンと背筋が伸びるんですよね。

ね、本当おもてなしのプロだよね。

だからDODでキャンプ場を作る、すなわち誰かにブランドを預けるとなったとき、カトープレジャーグループさんなら全く心配ない、むしろ俺らは到底敵わない素晴らしいホスピタリティでお客さんをお迎えしてくれるはず、と確信したよ。

なるほどなるほど。 まさに最高の「どこ×だれ」ですね。

こんなに素晴らしい「どこ×だれ」ってなかなかないんじゃないかな。 だからこの条件で挑戦しないならキャンプ場づくりは諦めましょう、ってスタンスで会社にアピールしたよ。

DODとしては、製品を用意したり楽しい企画を提案したり、と“たし算”でDCPKを盛り上げられるけど、それはこの「どこ×だれ」の“かけ算”の土台が整っていてこそだからね。

DCPKは、そんな“かけ算”の強さやなでさんの熱意パワーで数々の壁を乗り越え、実現した企画なんですね。
どんな場所にしたい?

企画を進めるにあたって、DCPKをどんな場所にしたい、みたいな想いはあったんですか?

“キャンパーを育てる場所”かな。 DCPKで楽しめるのは初心者さんでも安心なキャンプ体験。 手ぶらで行ける=グランピングでは?と思われがちだけど、グランピングみたいなラグジュアリーさは追求してないし、料理や焚き火では失敗することも全然あり得るしね。


失敗を楽しむのもキャンプの醍醐味ですもんね。

これは個人的な考えなんだけど、グランピングが楽しかったからといってキャンプを始める人ってそんなにいないと思うんだよね。 ホテルと同じ感覚で遊びに行くところな気がして。

でもDCPKでのキャンプは「またキャンプしたい」と思わせてくれるようなプラン。 まずは「DOD CAMPへのサソイ」でキャンプの魅力に目覚めたら、次は自分で買った自慢のテントを持ち込みつつ「DODギアのタメシ」で必要なものを借りて。 ギアも揃ってもうこれで大丈夫!と自信がついたら、他のキャンプ場にも出かけて、お気に入りの場所やキャンプスタイルを見つけてほしい。 そんな風に“キャンパーを育てる場所”になれれば最高だなと思いながらキャンプサイトやプランを考えたよ。

“ソト遊びをする人を増やしたい”というDODのブランドコンセプトにも合致しますね。

そうそう。 でも、出来上がったDCPKを実際に体験してみると、ここはそれだけでは終わらないな、とさらなる可能性を感じたよ。 “キャンパーを育てる場所”であり“キャンパーが帰ってくる場所”になるんじゃないかってね。

“キャンパーが帰ってくる場所”とはどういうことでしょう?

すでにがっつりキャンプをするキャンパーにとっても価値のある場所、プランを用意できたんじゃないかなと。 設営撤収や食器洗いがないことがいかにラクか、いかに時間の有効活用になるか。 歩いて温泉に行けることがいかに貴重か。 キャンパーならピンとくる“キャンプのハードル”みたいなものが全て取っ払われた「DOD CAMPへのサソイ」は、ひと通りを経たキャンパーにこそ響くプランだとも思うんだよね。

もちろん設営撤収も楽しいですが、それ以上に大好きなキャンプ飯や焚き火、温泉、ぼーっとする時間にこんなにも集中できるのか、贅沢に時間を使えるのか、と実際に体験して感激しました。 こりゃいいわ〜、と安心してソト遊びを満喫できますよね。

うんうん、だから定期的にまた来たくなる。 この感覚ってなんだか実家に帰るのと似てるな〜とも思ったりしてね。 来たらテントが立っていてご飯もお風呂も用意されているのは、お母さんが温かいご飯やお風呂を用意して実家で迎えてくれるみたい。 一人暮らししたからこそ分かる実家の良さやありがたさ。 DCPKもそんな実家みたいなキャンプ場。

私は一人暮らしをしたことがありませんが、めちゃくちゃ共感できちゃいます。 だから、“キャンパーが育ち、キャンパーが帰ってくる場所”。 DCPKがそんな場所になるのがなでさんの理想ですね。


そうだね。 きっと実家のお母さんのような温かさで「おかえり」と迎えてくれるはず。

キャンプをしたことがない人は、友だちや家族と外食に出かけるような気軽な気持ちで。 キャンパーさんは、実家に帰るような安心感で。 是非そんな気持ちでDCPKに訪れてほしいね。