テントを少しでも長く使いたい人のための最低限のメンテナンス方法

テントを少しでも長く使いたい人のための最低限のメンテナンス方法

メンテナンスをするのとしないのとでは、テントの寿命も大きく変わってきます。
水に濡れたテントをそのままにしてしまってカビが生えてしまった・・・とならないように、簡単にできるテントのメンテナンス方法をご紹介します。

キャンプ終了後に現地で

汚れを落とす

テントの外側に泥などの汚れがあれば、雑巾などでさっと汚れを拭きましょう。
外側だけでなくテント内も忘れずに。
食べカスなどのゴミが残っていると、次に使う時にいや~な臭いの原因になってしまいます。
撤収する前にテントの内側のゴミも拾っておきましょう。

裏返してテントの底面を乾燥させる

天気が良い日にキャンプをしたとしても、テントのフロア部分に湿気や泥がついている場合もあります。
水分が残ったまま収納すると、カビの発生の原因になったりテント生地が痛む原因になります。
テント本体を横に倒して、テントの底面についた水滴や汚れを乾かしましょう。
※風で飛ばされないように、2カ所ほどロープやペグで地面に固定しておくのを忘れずに。

家に帰ってきてからのお手入れ

キャンプ場で十分に掃除や乾燥が出来なかった場合は、自宅で再度十分に乾燥&掃除を。
一軒家ならベランダで、マンションにお住まいの方はベランダもしくは近所の公園などでテントを広げ、
次に気持ちよく使えるように再度綺麗にテントを畳んでおきましょう。

少しの破れや汚れには

ちょっとした破れなどには補修用のシールが便利です。裏側から貼るだけで簡単!
DODからも補修製品を販売しています。
ホームセンターなどにも売っているので念のために事前に購入してキャンプの際に携帯しておくのがおすすめです。

シームシーラー

https://www.dod.camp/product/ts1_452/

テントリペアシート

https://www.dod.camp/product/tf1_451/

撥水スプレーでテント保護

テントにはあらかじめ撥水処理がされていることが多いのですが、時間の経過と共に効果は低下してしまいます。
長持ちさせるためにも、テントの汚れをきちんと落としてから撥水スプレーで保護しておきましょう。
キャンプ場でスプレーを使用すると、風で飛ばされてうまく噴射できなかったり、スプレーの臭いが他の人の迷惑にもなったりしてしまうので、自宅での使用をおすすめします。
※素材を要確認の上ご使用ください。

そもそも事前対策をしておこう

グランドシートを使う

https://www.dod.camp/product_list/tent/#childterm_126

あらかじめ地面とテントの間にグランドシートを敷いておけば、テントのフロア部分の汚れや地面からの水分による結露を軽減することができます。
仮に汚れた場合もグランドシートだけを洗えば済むのでテントのメンテナンスが楽になります。
※専用のグランドシートを使うのが一番ですが、ブルーシートなどで代用することもできます。

専用の業者を使うという手も

インターネットで検索していると、テントクリーニングを専門にした業者を複数見つけられます。
テントの汚れ具合や購入価格などにも左右されるとは思いますが、思い切ってテント専門のクリーニングに任せてしまうのもいかがでしょうか。

こまめにメンテナンスしてテントを長く使おう

テントを片付ける時はバタバタしがちですが、キャンプ場での一手間がテントの寿命を左右します。
お気に入りのテントを長く快適に使いましょう!