「田植えフェス」とは?参加してみた実情と事前対策
このところ急に台風が多くなりましたね。
先日とある野外フェスに参加したところ、「田植えフェス」状態となっていました。
野外フェスで田植え?急に農業?
今回はそんな「田植えフェス」の実情と対策についてご紹介します。
田植えフェスの様子
大きな水たまりでしょうか。
浅い池のように延々と茶色い水たまりが続いています。
スニーカーを履いている方の靴の中を想うと胸が痛くなりますね。
もはやもう水害。
いつもは気軽に腰を下ろせるはずのシートエリアもこの有様です。
雨が止んだあとに地面が綺麗に乾ききらず、このようにぬかるんでしまう場所も。
気を抜くと足をとられそうになりました。
田植えフェスとは?
規模にもよりますが、1開催につき数千人~約20万人が音楽を聞くために参加する野外フェス。
それだけの人数を収容しようとすると、広大な土地が必要ですよね。
通常、そういった場所はコンクリートで整備されたところは少なく、砂地や草が生えた土地が大半です。
そんな場所に大雨が降ると、地面が濡れ、参加者が会場内を動き回ることで地面が更に耕され、会場も参加者もドロドロになってしまいます。
その様子が田植えの最中の田んぼの状態と似ていることから、
大雨が降って地面がぬかるみ、泥まみれになる野外フェスのことを「田植えフェス」と呼んでいます。
対策したこと
行く前に天気予報を見ていて、雨が降りそうなことは事前に察知していました。
とはいえ、前々から計画して楽しみにしていた野外フェス!
雨が降るからといって「行かない」という選択肢を取ることは考えられなかったので、事前にこんなことに気をつけました。
レインブーツを履いておく
tevaなどのスポーツサンダルでも大丈夫ですが、濡れたままスポーツサンダルで歩き続けることは不快に感じてしまうのでレインブーツをチョイス。
雨が降っている最中、足元に関してはストレスを感じることなく過ごせました。
表面は泥で汚れてしまいますが、ゴム製なので帰ってから洗えば大丈夫。
スニーカーを履いている人が少しでも濡れない道を選んで歩く中、悠々と水たまりの中を進むこともできます。
ちなみに、私は県外から参加したため、持ち運びに便利な折りたためるタイプのレインブーツを使用しました。
レインポンチョを携帯
大半のフェスは、安全面から傘の持ち込みを禁止しているため、レインスーツかレインポンチョが必需品となります。
小雨なら100均で売られている透明のレインスーツやレインポンチョでもあまり不便は感じませんが、
本格的に雨が降りそうな天気予報が出ている時や、天気の変わりやすい山間部でのフェスに参加の場合は、
ゴアテックスなどしっかりとした素材を使用したレインポンチョやレインスーツを携帯しておくことをおすすめします。
ちなみに弊社でも野外フェス用のレインポンチョを発売中です。
https://www.dod.camp/product/rp1_462/使用しない時は小さく折りたためるものだと、携帯するのも便利です。
透明のゴミ袋をかばんに入れておく
濡らしたくない荷物を入れておいたり、座る時にお尻の下に敷いたり、
どうしてもレインポンチョが無いときには頭を出す部分だけカットすれば即席のレインポンチョにもなる優れもの。
1~2枚ほどかばんの中に入れておくと安心です。
スマホはジップロックにIN
濡れると困る電子機器はジップロックに入れてしっかりと締めておけば、まず濡れることはありません。
地味に欠かせない重要アイテムです。
着替えを少し多めに
雨が降ってる以上、上記の対策をしていても濡れてしまうことはあります。
いつもフェスに行く時よりも着替えのTシャツや靴下を少し多めに持っていきましょう。
ただし!忘れてしまった場合も大丈夫。
大半の夏フェス会場には、フェスの公式物販エリアやアーティストの公式物販エリアがあるので、そこで替えのTシャツを買えば何とかなります。
過酷な「田植えフェス」も楽しんだもん勝ち!
「田植えフェス」の対策をすると、晴れた日の野外フェスよりも準備するものが多くなってしまいますが、
いつも聞いている曲を雨の中聞くと、また違った印象を受けたり、泥遊びを久々にしてみたり・・・「田植えフェス」ならではの楽しみ方もあります。
雨対策さえしっかりしておけば、普段のフェスと何ら変わりありません。
雨に濡れると風邪を引きやすくなってしまうので、体調管理に関してはいつも以上に注意して、「田植えフェス」を楽しみましょう!