
6種の焼き芋を食べ比べ。お気に入りを見つけてキャンプやお家で楽しもう。
暖冬暖冬と言われていますがやっぱり冬は寒いですね。 この時期、外でも家でも無性に食べたくなるのがあったか~い焼き芋。 お芋大好きな私は、毎年さつまいもを箱買いして週3くらいで焼いて食べています。 焚き火や薪ストーブを使ってキャンプで楽しまれる方も多いのではないでしょうか。 今回、自分好みの焼き芋を追求するため、様々な品種のさつまいもを焼き芋にして食べ比べてみました。
美味しいさつまいもの選び方

大きさ、形、色味など、同じ品種でも見た目にかなり個性があるさつまいも。 「どうせなら甘い美味しいやつを食べたい!」とたくさんのお芋を前に悩んでいたら、八百屋のおじちゃんが美味しいさつまいもの選び方を教えてくれました。
1.表面のくぼみが浅いもの

さつまいもの表面にはヒゲ根が出ているくぼみがありますよね。 このくぼみが深いものは、苦みを感じる繊維質が多いのだそう。 なのでくぼみの浅い、表面のなめらかなものを選びましょう。
2.ラグビーボールのような形のもの

ラグビーボールのように真ん中が太くて端にいくほど細くなる紡錘形で、ずっしり重たいものが美味しいそう。 正確な根拠はないそうですが、確かにふっくらしている方が身がつまっていて甘そうですね。
3.蜜が出ているもの

切り口や表面に黒い固まりを見つけたらラッキー。これは蜜が固まったものなので、甘いさつまいもの証拠です。
いざ食べ比べ!
今回は6種類のさつまいもを用意しました。それっぽい雰囲気を出したくて土の上に並べてみましたが掘り起こしたわけではありません(笑)
焼く条件は全て同じ。表面を水洗いし、水気はそのままにしてキッチンペーパーに包み、その上からアルミホイルで包みます。
それを余熱なしの160度のオーブンで80分。
今まで色々試した中で、私的に一番甘みを引き出せる焼き方です。
では、焼き上がったものをどんどんご紹介していきます。
1. 紅はるか

スーパーで一番よく見かけるので個人的に焼き芋の定番となりつつあります。 甘みは強めですが、後味すっきりなので飽きずに食べられます。
2. 紅あずま

6つの品種の中で一番食感がしっかりしていました。ゆえに食べ応えもあります。 甘いものが苦手な方におすすめです。
3. シルクスイート

絶妙ななめらかさと上品な甘さが高級スイーツを思わせます。 目をつぶっていれば、お芋プリンと言われても疑わないかも。
4. 安納芋

紅はるかよりも濃厚な甘さ。 ねっとりしていて、カスタードクリームをほおばっているような感覚です。
5. マロンゴールド

名前から栗のようなホクホクしたお芋を想像されるかもですが、安納芋に近いねっとりとした食感のお芋です。 安納芋と比べると少しあっさりめの甘さで食感も軽いので、安納芋がカスタードならマロンゴールドは生クリームという感じ。
6. 鳴門金時

紅あずまと同じホクホク系ですが、紅あずまよりも甘みが強いです。 紅あずまは野菜感のある甘さですが、鳴門金時はさつまいもらしい優しい甘さを感じます。
まとめ
今回食べた6種類の焼き芋をチャートにしてみるとこんな感じ。
品種によって食感も甘さもびっくりするほど異なります。
個人的にはホクホクとした食感を楽しみつつ程よい甘みが欲しいので、鳴門金時が一番のお気に入り。
でもキャンプでするならシルクスイートを焼きたいかも。
乾燥している外ではオーブンで焼くよりも芋の水分が飛び、いい感じにほっこりなめらかな食感が楽しめそうなので、、
あくまで個人の主観ではありますが、皆さんの自分好みの焼き芋を見つける参考になればと思います。
そしてお気に入りのお芋で、お家やキャンプで最高に美味しい焼き芋を楽しみましょう~~!!