【開発裏話】新入社員が“戯れ”とギガ真剣に向き合って生まれた毛布「ギガモフモフ」。
“ふわふわ”や“もこもこ”が恋しくなる季節ですね。 そんななか、DODが提案するのは“もふもふ”。 この冬、もふもふの毛布、「ギガモフモフ」を発売します。
WEBページ:https://www.dod.camp/product/mf1_923_kh/ 実はこのギガモフモフは、この夏にDODチームの仲間となったニシさん(デザイン担当・中途採用)とモイくん(開発担当・2021年新卒)がはじめて企画開発に携わった製品。 企画担当のTERAさんを筆頭に、みんなのアイデアと遊び心を結集して生み出したこだわりの毛布、ということで、そんなメンバーたちとモフモフについての座談会を開催しました。 もふもふと温かい気持ちでお楽しみください。
担当者たちに聞いてみた
ギガイケてる戯画デザイン
いよいよギガモフモフが発売ですね。 ニシさん渾身の戯画デザイン、新卒モイくんはじめての開発担当製品ということで、今回はお二人からもお話をお伺いできればと思います。
まずTERAさん、そもそもなぜDODから毛布を出そうとなったのでしょう?
実は毛布を作ろうと思って作った製品じゃないんだよね。 年明けに発売予定の別製品に入れるデザインを考えたときにめちゃくちゃイケてるのができたから、それをバーンと出せるもの、ということで毛布を作ることにしたんだ。
このキャンプ戯画デザインですね。 たしかに毛布ならデザインを一面にバーンと出せますね。
戯画というと、歴史の授業で出てきた「鳥獣戯画」みたいな画ですよね。 たしかあれにもウサギがいた覚えがあります。
そうそう、あれが有名だね。 そもそも戯画とは「戯れ(たわむれ)に書かれた絵」のこと。すなわちお遊びの絵。 それってキャンプのイメージとぴったりじゃん。
ん?どういうことでしょう?
わざわざ快適な家があるのにテントを立てて寝るのは非効率だし、お金もかかる。 それを楽しむキャンプって、まさに現代人の戯れじゃないかな。
なるほど。私たちは戯れていたんですね。 で、そんな戯れをデザインに起こしたのがニシさん。 どんなイメージでデザインされたんでしょう?
クレイジーなキャンプのイメージかな。 焚き火を囲んで小躍りしているウサギや、「まだまだこれから!」と言わんばかりに勢いよく薪割りしてるウサギがまさにそう。
たしかこの太陽は夕日でしたよね。 私はキャンプの夜はしっぽり過ごしたい派ですが、クレイジーなウサギたちはにぎやかに戯れるわけですね。
あれ、これ夕日だったんだ。 朝日が出るまで夜通し焚き火を楽しんでるクレイジーなウサギなのかと思ってたよ。
それだとクレイジーではなくマナー違反の迷惑なウサギになっちゃいますよ。
おっと、それはダメだね。 クレイジーといえば、ニシさんはDODのブランドコンセプトの「Stay crazy」に共感して入社してきてくれましたよね。
そうなんです。潔く自由な感じがめちゃくちゃイケてると思います。
「Stay crazy」なんてカッコつけすぎかな、果たしてちゃんと浸透してるのかな、と実は自信ないとこあったんだけど、社外からのそんな意見を聞けてホッとしたよ。
「Stay crazy」僕はめっちゃ好きですよ。 僕は前職がアパレル関係だったのでこれからも布系製品のデザインに関わることが多いかと思うのですが、今回のモフモフも含め、「Stay crazy」を全面に推していきたいです。
今回の「Stay crazy」でいうとちょっとしたハプニングもありましたね。
開発中のハプニングですか?
そうです。発注を終えて工場での量産中に「Stay crazyの綴り間違ってませんか?」と担当の方から連絡がきたんですよね。
雰囲気を出すために筆記体の文字にしたんだけど、そうするとzがgみたいに見えて、工場の方で「クレイギーになってない?」とザワザワしたようで。 やらかしたかな、とあのときはギガ脇汗でした。
ギガ頼もしいスペック
実はこないだの野外撮影でモフモフを使わせてもらったのですが、本当しっかりした毛布ですよね。 めっちゃ寒い日で、ギガ寒がりの私はひたすら震えていたのですが、モフモフに包まって温まれたおかげで何とか無事帰ってこれました。
それは良かったよ。 毛布は毛布でも、デスクワークで膝にかけるようなブランケットではなく、「実家の毛布」を思わせるような分厚さにこだわったからね。
あーその例え、めっちゃしっくりきます。 私がこたつのお供として実家で愛用している毛布もこの感じです。 分厚くて、ブランケットにはないずっしりと重量感のある頼もしい感じ。
でも実家の毛布には絶対にないイケてるデザインってとこがまたいいよね。 日本防炎協会の認定も受けた優秀な難燃性もポイント。 この頼もしいスペックとイケてるデザインとの両立はモイくんが頑張ってくれたよ。
お、早速いい仕事をしましたね! モイくんは今年の新卒入社。 このギガモフモフがはじめての開発担当製品ということですが、どうですか?大変でした?
もちろん大変なこともありましたが、工場見学に行かせていただいたりもしてとても楽しかったですよ。
へぇ〜、工場見学いいですね! たしか会社からも電車で行ける泉大津市の工場でしたよね。
そうなんです。泉大津市は昔から毛布産業が盛んで、全国シェア90%を誇る日本一の毛布の町。 そんな素晴らしいモノ作りの現場を間近で見せていただいて非常にいい勉強になりました。
90%ってすごい! じゃあ私の実家の毛布もMade in 泉大津の可能性大ですね。
そうですね。 製品名にもなっているもふもふの気持ちいい手触りも、洗濯しても劣化しない高い難燃性も、職人さんたちの技術力ゆえなので是非たくさんの方に手に取っていただきたいです。
さすが期待の新人。 開発担当ならではの素晴らしいコメントありがとうございます。
ちなみに俺も一緒に工場見学に行ったんだけど、工場の担当者さんは結構フランクに喋りたいタイプなのにモイくんが真面目すぎて調子を乱していたのが面白かったよ。
あれ、そうだったんですか。次回は気をつけます。
Let’s 戯れ。Let’s 冬キャンプ。
お気づきの方も多いかと思いますが、この記事のトップ画像はニシさん渾身のキャンプ戯画をリアルキャンプで再現したもの。 ウサギたちのポーズを忠実に再現するため、手や足の角度に関してカメラマンこずえさんの細かい演技指導があったそうです。 ↓が元画像なのですが、薪を割るTERAさんの躍動感の裏には足置き台があったんですね。
というところで、ギガモフモフについてのあんな話やこんな話をもふもふと楽しんだ後は、モフモフ購入して戯れの準備をしましょう! Let’s 戯れ。Let’s 冬キャンプ。です。