
【DOD新作テント】「カマボーン」「エアボーン」について皆さまからの質問に回答します!
2025年9月5日に発売開始した、DOD初のフラッグシップモデル「カマボーン」「エアボーン」。 今回はこの新作テント2種に関する皆さまからのご質問について、開発を担当したDODおにぃさんに聞いてきました!ぜひ新しいテント選びの参考にしてくださいね。
そもそも「カマボーン」と「エアボーン」ってどんなテント?
カマボコテントシリーズの最上級モデル「カマボーン」
「カマボーン」は一見「カマボコテント」の改良製品のように見えますが、新しい骨組構造を開発し使いやすさと快適性を追求した全く新しいフラッグシップモデルです。大人4~5名がゆったり過ごせる広さのツールームテントで、カラーはタンとアイボリーの2色展開となっています。 製品ページ:https://www.dod.camp/product/t5_135/

ポールにフックを吊るすだけの簡単設営
スリーブにポールを通す手間が不要なアウターフレーム構造を採用。Y字のポールを先に組み立て、フックでテントを吊り下げる方式なので誰でも簡単かつきれいに設営できます。

出入り口が広く、跳ね上げ可能に
天井が高く、出入り口も大きく開くため開放感と風通しが抜群。
カマボコテント3Mは4本のポールで構成されていますが、カマボーンは3本で自立するよう設計しているため開口の幅が広くなっています!
さらに、前後4枚のドアはそれぞれキャノピーとして跳ね上げ可能。隣り合うドアを連結して大開口にすれば、タープ不要で広大かつ開放的なスペースを作れます。
<カマボコテント3M>

<カマボーン>

天井部分にはブラックコーティングを施しており、遮光性と遮熱性に優れています。また、ランタンを吊るすためのベルトが最初から縫い付けられているため後付けの手間がかからないのも嬉しいポイント。

ハイブリット構造のエアフレームテント「エアボーン」
「エアボーン」は空気を入れて設営するエアフレームとポールを組み合わせたテントです。 カマボーンと同じく大人4~5名で利用できるツールームテントで、カラー展開はタン1色となっています。 製品ページ:https://www.dod.camp/product/t5_164_tn/

空気をいれるだけの楽々設営
付属のハンドポンプで空気を注入するだけでメインフレームが自立します。
メインフレームには頑丈なエアフレームを、サイドには軽量なポールを使用するハイブリッド構造を採用。これにより、エアフレームテントでありながら約16.9kgという驚きの軽さを実現しました。

エアフレームだから実現できる開放感
天井の高さが最大3メートルあるため、テントの中に入ると驚くほどの開放感を感じられます。 開口部は3面跳ね上げ可能なので空間の自由度が高く、外と一体感のある空間でキャンプを満喫できます。

エアボーンもカマボーン同様に天井部分がブラックコーティングとなっており、大きな開口部から光を取り入れながらも天井部分で遮光。日差しの強い夏場でもしっかりとした日陰を作ることができます。

なお、大好評につきエアボーンは初回在庫が完売し、2025年9月19日時点で在庫欠品中です。 2026年1月ごろ、準備が整い次第DOD STOREにて予約受付を開始する予定ですので、お時間をいただいてしまいすみませんが気になっている方は楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
「カマボーン」「エアボーン」についてのQ&A
先日、公式Instagramアカウントにて募集した質問を元に皆様の疑問に回答していきます! Instagramのライブ配信アーカイブ動画にてより詳しく回答していますので、もっとよく知りたい!という方は動画もぜひ御覧ください。
Q. カマボコテント3Mのインナーテントの広さと、カマボーンのインナーテントの広さは同じですか?
A. ほぼ同じ広さです。ですが設計が異なるため、カマボコテント用のインナーテントはカマボーンにはご使用いただけないのでご注意ください。 カマボコテントのインナーサイズ:(約)W280×D220×H170cm カマボーンのインナーサイズ:(約)W220×D280×H170cm
Q. カマボコテント3MはDACポールでしたが、カマボーンの素材はどのようなものですか?
A. カマボーンには高品質なアルミポールを使用しています。カマボコテントは有名メーカーDACポールを採用していますが、カマボーンもそれに劣らない非常に高品質なポールです。

Q. カマボーンは風に強いですか?
A. 通常のオートキャンプに求められる耐風性を確認しております。カマボーンはフレーム構造を安定させるため、リッジポールを2本通し安定感のある構造です。 製品ページには耐風テスト動画も載っていますので気になる方はご確認ください。
Q. カマボーンの出入り口はなぜサイドだけなのですか?正面も開けてほしいです。
A. 「カマボーン」の出入り口をサイドのみにしているのには理由があります。正面をあえて開閉できない構造にすることで、ひさし部分を雨よけとして機能させ、雨の日でも換気窓を開けられるようにしました。これにより雨の吹き込みを防ぎながら、高い換気性能を維持することができるのです。

Q. カマボーンのインナーテントはメッシュにできますか?
A. インナーテントの出入り口は全面メッシュに、後ろ側にも上下に換気窓が設置してありメッシュに切り替えられるようになっています。インナーテントの内側からメッシュに切り替える事ができるため、わざわざ外に出ることなく調整できる便利設計にしました。

Q. カマボーンには目隠しシート(ブラインドシート)がついてきますか?
A. 1枚付属しています。テントの内側に面ファスナーテープがついているので、入口のキャノピーを跳ね上げ、メッシュにした状態のままでもシートを貼り付けることで外から見えない状態にすることができます。 ちなみに目隠しシートのみのオプション販売は行っておりません。 要望が多いようでしたら検討します!

Q. カマボーンのオプションにはどんなものがありますか?
A. オプションとして3種類用意しています(2025年9月時点)。
結露を軽減する「カマボーンシールド」
「カマボーン」専用のルーフシールド(最低耐水圧:3,000mm)。 テントの屋根部分に装着することでテント内の結露を軽減し快適性を高めます。 カマボーン本体と同じ軽量で強度が高い75Dリップストップポリエステルを採用しており持ち運びも簡単です。テントの色に合わせて選べる2色展開(タン、アイボリー)。

お座敷スタイルを実現する「カマボーンザシキ」
「カマボーン」のリビングスペースをお座敷スタイルにできる専用シート(最低耐水圧:5,000mm)。 テントのサイズにぴったり合う大きさなのでスペースを無駄なく使えることはもちろん、シートのフチが立ち上がっているため、虫や泥、水の侵入を防ぎます。 足を伸ばしたり、寝転んだり、椅子を用意する手間が省けるためよりゆったりとしたキャンプ時間を過ごしたい方におすすめです。

カマボーンのインナーテントにぴったりな「カマボーン用マットシートセット」
テントのフロアを保護し水の侵入を防ぐグランドシート(最低耐水圧:5,000mm)と、地面の凹凸を吸収してテント内を快適にする6mm厚のインナーマットがセットになっています。 専用設計なのでテントにぴったりフィットし設置も簡単です。

Q. エアボーンは冬のおこもりに向いていますか?
A. 全面に隙間風を防ぐスカートがついているため、冬のキャンプにもおすすめです。 さらに横幅約3mの開口部を全面メッシュに切り替え可能、ブラックコーティングにより遮光性・遮熱性に優れており、夏場のキャンプも快適に過ごせるオールシーズン対応のテントとなっています。

Q. エアボーンのインナーテントはメッシュにできますか?
A. はい、できます。インナーテントの出入り口は全面メッシュに、後ろ側にもメッシュ切り替え可能な窓を設置しています。夏場でも涼しく過ごせるように風の通り道を意識して設計しました。

Q. エアボーンの吸入口が両サイドにあるのはなにか意味があるんですか?
A. まず、テントを広げたときにどちらからも空気を入れられたほうが設営が楽々だからです。 そして撤収時には、両方に空気の逃げ口を作ることで内部に空気を溜まりにくくし、楽にきれいに畳めるようにするためです。実際にフィールドテストをしながら、絶対に両サイドにあったほうが便利だよねとなり2つ設置することになりました。
Q. エアボーンは雨に濡れたらどうやって干したら良いですか?
A. 通常のファミリーテントと同じように干せます。エアフレームテントというと通常のテントよりも重くて大変そうなイメージがありますが、エアボーンはポールとエアフレームのハイブリット構造により通常のエアフレームテントよりも軽く設計しています。通常のツールームテントと変わらない干し心地です。
Q. もし穴が空いてしまったりしたら修理はしていただけますか?
A. 破損の状況によりますが、お問い合わせフォームよりご連絡いただければ個別にご対応させていただきます。「エアフレームに穴が空いてしまいそうで不安…」との声を見かけますが、分厚いチューブ・それを守るように覆われた分厚い生地・さらにアウターテントと同じ75Dポリエステルリップストップ生地の3重構造になっています。実は皆様が思っているより丈夫でしっかりとしているのでご安心ください。
Q. エアボーンは風に強いですか?
A. カマボーン同様に、通常のオートキャンプに求められる耐風性を確認しております。 製品ページには耐風テスト動画も載っていますので、気になる方はご確認ください。
Q. エアボーンの正面の入り口上部についている黒いパーツは何ですか?
A. 雨水がテント上部に溜まるのを防ぐためのパーツです。このパーツにロープを結び、地面に向かって傾斜をつけるようにペグダウンすることで、雨水をスムーズにテントの外へ流すことができます。

Q. ひさしの跳ね上げにはどのポールがおすすめですか?
A. カマボーン、エアボーンどちらもビッグタープポールがおすすめです。
Q. 設営にはどれぐらい時間がかかりますか?
A. 慣れてきたらカマボーン、エアボーンどちらも15~20分くらいで設営可能です。初めてのときは30分~1時間くらいを想定しておくと安心かなと思います。
Q. 一人でも組み立てできますか?
A. 1人での組み立ては危険を伴いますので、必ず2人以上で設営を行ってください。
Q. 「カマボコテント3M」「カマボーン」「エアボーン」のうち、初心者におすすめなのはどのテントですか?
A. どちらかというと設営の簡易さ観点でエアボーンですが、初心者の方にどのテントがおすすめですかと言われたら「カマボコテント3M」がおすすめです。 「カマボーン」は「カマボコテント4」ではなく、フラッグシップモデルとして「カマボコテント3M」にプラスして快適さやこだわりを詰め込んだ製品ですので、初心者の方には扱いやすさなど総合的な観点で「カマボコテント3M」をおすすめしています。

Q. カマボーンとエアボーンで悩んでいます。強いて言うならのデメリットを教えて下さい。
A.正直にお答えすると「カマボーン」は若干組み立てにコツが必要です。 「エアボーン」は空気をいれるだけなので非常に設営が簡単ですが、「カマボーン」はリッジポールを入れるなど玄人向けのポイントがあります。慣れたら全然難しくないです! 一方、「エアボーン」はやはりエアフレームに対する不安感かなと思います。 僕(開発者)自身、不安な気持ちがあったため、それを解消できるように工夫を凝らしましたのでご理解いただけると嬉しいなと思います。
おわりに
カマボーン、エアボーンについて、細かいところまで解説してみましたがどうでしたでしょうか?少しでも疑問が解消できたら嬉しいです。 もっと他に「聞いてみたいことがあるよ!」という方は、DODの公式SNSや公式アプリにてご質問ください!可能な限りお返事いたします。 どちらも非常に魅力的なテントなので、ご自身の理想のキャンプスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
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