あなたはどっち派？コットVSマットの熱い戦い

みなさんはテントで寝る時どんな装備で寝ますか？
種類が多く、はじめての人にはあまり馴染みのないコット＆マット。
キャンプでの寝具について企画開発課員の独断と偏見の混じった議論をお届けします。

キャンプの準備話からコットマット議論へ。

TERA：
「今度のキャンプ、テントとか用意しとくから寝袋だけ持ってきてくれたらいいよ。」

Tsubasa：
「ありがとうございますー、僕コットもってくんでマットの準備はいらないですよ。」

TERA：
「コットで寝るんだ。」

Tsubasa：
「はいー、ってかマットって腰痛くならないですか？」

TERA：
「ならないな。体ゆがんでんじゃねーの？
俺はコットの方が体沈み込んで腰痛くなりそうだけどな。」

Tsubasa：
「全然そんなことないですよ！
むしろ絶妙なクッション感が体に合う感じですけどね。」

TERA：
「そうなんだ
でもコットって組み立てるの面倒じゃない？」

Tsubasa：
「あんなん慣れれば一瞬ですよ！
昼間はちょっとした荷物置きになるし、短時間なら座ったりもできるし断然コットでしょ」

TERA：
「マットだと家族分の用意も簡単だし、
俺のファミリーキャンプスタイルにはいらないな。」

Tsubasa：
「お子さん小さいとそうかもしれないですね。
僕は独り身なんでベッドは欠かせないですね！
家に友達が泊まりにきた時も使えますし。」

TERA：
「それはマットでもできるだろ。」

Tsubasa：
「確かに。
あとコットは床から距離があるんで夏は涼しく、冬は暖かいですよ。
冬は地面からの冷気がありますからね。」

TERA：
「冬でも厚めのマット使えば全然いけるよ。
夏だったら一般的な3cm使うことも多いけど、最近は4.5cmのマットだな。」

Tsubasa：
「あとキャンプ場でコットを木陰において昼寝するのが最高なんですよ。
他社製品ですけどHelinoxのハイコットを川に持っていって川で昼寝したのもよかったです。」

TERA：
「眠りこけて川で流されんなよ(笑)」

テント就寝時の5つ選択肢

キャンプで寝る時に下に敷く装備は、ざっくりと下記の5種類に分けられます。

１．銀マット（発泡ポリエチレンマット）・EVAマット

【長所】穴あきなどのトラブルがない。銀マットは安価。（高いハイスペックなものもあります）軽量。
【短所】薄いものは地面の硬さを感じる。
【よく使ってる人】オートキャンパー。登山キャンパー。ライダー。

２．スポンジ系マット

【長所】空気を抜いて運べるので小さくなる。寝心地良し。（厚みにもよる）
【短所】穴あきトラブルの可能性あり。
【よく使ってる人】オートキャンパー。ライダー。

３．エア系マット

【長所】まるでお家のベッド。ふっかふかな寝心地。
【短所】空気をいれて膨らますのが大変。
【よく使ってる人】オートキャンパー

４．ローコット（ベッド）

【長所】寝心地良好。夏は涼しく、冬はあったかい。
【短所】組立が必要。
【よく使ってる人】オートキャンパー、ライダー（高価でコンパクトなものがよく使われています）

５．ハイコット（ベッド）

【長所】寝心地良好。ちょっとした荷物置きやベンチの代わりにもなる。
【短所】組立が必要。収納サイズが大きい。
【よく使ってる人】オートキャンパー

はじめてのオートキャンプに勧めるなら？

TERA：
「スポンジ系マットがおすすめですね。
寝心地とサイズと扱いやすさのバランスが良いです。
自動膨張式でバルブを開けるだけで空気が入るので手間もかかりません。」

Tsubasa：
「手間を考えるとスポンジ系マットかなぁ。
テントの中でマットを敷いてごろごろするとキャンプっぽいですしね。」

TERA：
「一番安価なのは銀マットなのでまずはそこからでもいいと思います。
ただ少し地面の硬さを感じるかもしれません。」

Tsubasa：
「はじめてのキャンプであまり眠れなかった、
というのはよく聞く話なのでちょっといいマットがおすすめですよー。」

TERA：
「はじめてのキャンプでつらい思いするとキャンプ嫌いになっちゃうかもしれないしね。」

Tsubasa：
「まずは試しに一つだけ昼寝用にベッドを買ってみるというのもアリですよ。
キャンプのお昼寝はぜひ体験してほしいです。
たぶんベッド争奪戦が発生するはず！
キャンプサイトでの昼寝も立派なアクティビティーですよ！」

TERA：
「昼寝オススメしすぎだから(笑)」

結論

好みの問題。スタイルや寝心地、ひとそれぞれ。
はじめてのオートキャンプならバランスを考えて自動膨張式のエアマットがおすすめです。